2017/9/9 “被爆時計”を展示

〇“被爆時計”を展示(~10/1)

長崎に原爆が投下された「午前11時2分」を忘れないようにしようと企画された『忘れないプロジェクト写真展』に、“被爆時計”が追加で展示されました。

この“被爆時計”は浦上キリシタン資料館(長崎市平和町)が所蔵しています。
長崎市の被爆者が2015年3月に同館に寄贈しました。
時計は1945(昭和20)年8月9日午前11時2分、アメリカが投下した原子爆弾で壊されました。
当時、爆心地から約600mの長崎市竹の久保町(現在・宝栄町)で被爆しました。兵器工場に働きに出ていた主人を除く家族5人は全滅。主人は自宅の焼け跡から掘り出した“被爆時計”を大切に保管していました。
時計の針は11時4分を指しています。2分進んでいたのか、それとも爆風で動いたのでしょうか。
被爆70年(2015年)の節目に寄贈先を探していた縁者でカトリック教徒の被爆者が浦上キリシタン資料館に寄贈しました。

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