「みどりのせんそうほうき」とは

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小学生たちが校外授業で
「せんそうほうき」作り
ボランティアさんよりいただいた
「せんそうほうき」

「みどりのせんそうほうき」は、「戦争放棄」を意味する小さな平和の取り組みです。
湾岸戦争のはじまった1991年、東京の女性、入江篤子(あつこ)さんがこの「ほうき」の発案者です。
「戦争」という名の人殺しと環境破壊が地球上からすべてなくなることを願い、「戦争反対」の意思表示として服の胸やかばんに付ける小さな「ほうき」のアクセサリーとして誕生しました。

ナガサキピースミュージアムには、開館間もない2004年、鹿児島ボランティアのNさんから届けられました。そこからピーススフィア貝の火運動の会員・ボランティア・来館者を通じ、全国へと広がりをみせていきました。
「戦争」だけでなく、身近な「けんか」や「いじめ」、「差別」もやめ、みんなが仲よくしよう。「いのち」を大切にしよう。そんな思いを込めた「せんそうほうき」は、小中学校での校外授業や平和学習、様々な団体での平和活動など、多くの人々の間で話題となっています。
「みどりのせんそうほうき」を、来館者の皆様へ…と多くのボランティアの方々が、ナガサキピースミュージアムへと送っていただきました。ミュージアムでは、その一部を展示しております。

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