|

|
|
長崎情景-殉教の丘から- 2005年
|
|
長崎の歴史の「暗」の部分に光を当て続け、心半ばで逝ってしまわれた渡辺さん。 2年ほど前、爆心地のデザイン(構想)をナガサキピースミュージアムへ寄贈いただくという縁をいただいたばかりでしたのに突然の訃報でした。 銅版作家として世界に知られる一方、作家としても活躍した渡辺さん、その仕事は故郷ナガサキが持つ苦しみ・哀しみ・そして怒り、そして祈りを描きつづけていたように思えます。 今回は渡辺さんのご遺族よりご協力をいただき、銅版画作品約30点、自筆原稿や所蔵の「頓珍漢人形(とんちんかんにんぎょう)」などを展示いたします。
|
|
渡辺千尋氏(故人) プロフィール 1944年10月24日 長崎市生まれ
1963年、長崎東高校卒業後、桑沢デザイン研究所で学ぶ。1965年、同研究所卒業後、グラフィックデザインを手がける一方、油彩・水彩・エナメル・色鉛筆・ペン画など、様々な技法での絵画研究を発表(新宿・椿画廊、吉祥寺・ポエムギャラリー等)。 1978年、銅版画を始める。 1979年、日本版画協会奨励賞受賞。養清堂、みゆき画廊、長崎・ぐみの舎等で個展開催。 1989年、ポーランド(クラクフ、ワルシャワ)、チェコ(プラハ)等で個展。『象の風景』シリーズ、チェコ国立版画美術館買い上げ所蔵。 1994年、ノンフィクション著作『ざくろの空-頓珍漢人形伝』で第一回蓮如賞受賞。
1996年、島原・有家町の依頼で400年前のキリシタン銅版画を復刻。 1998年、復刻版画をセビリア大聖堂、ローマ法王に献呈。 2001年、キリシタン銅版画復刻記『殉教(マルチル)の刻印』で第8回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。日本ペンクラブ会員 2002年、「セミナリヨ版画展」南島原市(旧南高来郡有家町)主催。審査委員。 2005年、長崎純心大学博物館にカラーメゾチント作品『長崎』シリーズ収蔵。 2007年、長崎KTN(テレビ長崎)主催の個展を開催 2009年8月18日、食道ガンのため64歳の生涯を閉じる。
|
|
|
|
◆企画展等 予定スケジュール 現在開催中 ◇渡辺千尋回顧展-西坂の丘から- (3/ 9~3/28) * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * ◇長崎港松ヶ枝埠頭整備記念展 「長崎にやってきた国際観光船」(※変更) (3/30~4/18) ※予定しておりました「炭坑社…」は延期します ◇いわさきちひろピエゾグラフ展 「未来を生きる子どもたちへ~ちひろ・平和へ の願い」 (4/20~5/ 9) ◇バラ「コルベ」誕生秘話 アウシュビッツから65年 (5/11~6/ 6)
|
|
|
|
〈交通〉 路面電車・・5番石橋行で「大浦海岸通」下車 (長崎駅方面より築町電停下車・乗換え) 路線バス・・「グラバー園入口バス停」下車 (長崎駅前・新地より長崎バス30番/40番系統)
〈開館時間〉 午前9時30分~午後5時30分
〈休館日〉 毎週月曜日、国民祝祭日の翌日、 年末年始(12/26~1/1)
◆ 入館は無料です |
|
|