2017/9/6 惠百福

〇新アルバム『惠百福*たくさんのしあわせ』リリース(2017・9/6)

さだまさし会長の44枚目のアルバムが9月6日リリースされ、全国で一斉に発売されました。
さだ会長にとっては2年ぶり、満を持してのオリジナルアルバムです。「あなたにとって幸せとは?」・・・様々なスタイルの楽曲があなたに問いかける「幸福論」。お手元の必需品になる事請け合いです。

 

“さだ番記者”の異名を持つ西日本新聞社の傍示(かたみ)文昭記者が9月1日付の同紙23面「もっと九州」欄で、特別展「さだまさしの世界」に続く形で大きく紹介しています。少し長くなりますが、全文を紹介させて頂きます。
『シンガー・ソングライターさだまさしさん(65)が9月6日、2年ぶりとなるオリジナルアルバム「惠百福~たくさんのしあわせ」(ユーキャン)をリリースする。フォークデュオ「グレープ」として歌手デビューしてから44年。通算44枚目となるアルバムは、言葉にこだわってきたさださんの幸福論がテーマ。さださんらしい美しい旋律の楽曲だけでなく、ロックンロールやラップ、民謡調などさまざまな曲調の全10曲に、さまざまな形の「しあわせ」が収録されている。
タイトル「惠百福」はさださんの造語。古来の書にある言葉「百福」は元来、「たくさんのしあわせ」との意味があり、頭に「惠(恵)」を足してその意味をさらに深くしたという。
表題曲「たくさんのしあわせ」は、三味線の即興演奏から始まる「さだ版」しあわせ音頭。全編長崎弁で歌うラップ「GENAH!(げな)」は、さださんの爆笑トークをそのまま歌にしたような楽曲だ。「ガラパゴス携帯電話の歌」では、壊れていないものまで使い捨てるスマートフォン全盛社会を風刺しながら「しあわせまで使い捨てないで」と語りかける。
熊野古道を舞台にした「いにしへ」では、激しくかき鳴らすアコースティックギターでいちずな生命を歌い上げ、「約束の町」や「秋蘭香」は旋律の美しさが際立っている。
エンディングを飾る「潮騒」は、これまでに、さださんが制作してきた570曲の楽曲の中でも秀逸のバラード。「喜びは数えない 悲しみも数えない 泣けるだけ泣いたなら それで良いと思う」と繰り返すメッセージは、このアルバムの結語であると同時に、さださんの幸福感が凝縮されている。
さださんは5月末に体調を崩したことで喉を痛め、6月上旬のコンサートツアー4公演を延期。アルバムのリリース延期も一時検討したという。トータルアルバム「たくさんのしあわせ」には、さださん自身の「歌うことができるしあわせ」も込められている。(傍示文昭)』

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