2021/2/15 若杉さんの 長崎“坂”物語2

ミュージアムでは、長崎の“坂”を取り上げた企画展「若杉さんの長崎“坂”物語2」が好評開催中です。昨年1月に開催し大好評だった「若杉さんの長崎“坂”物語」に続く第2弾です。
今回は、おおいで坂、庄現坂、ゆうれい坂、永井坂、打坂、ざぼん坂など長崎市内の有名無名の坂37箇所を紹介しています。若杉さんが撮影した写真に、坂の名前・地図・説明や歴史が添えられ分かりやすくまとめられており、昨年展示した40箇所の資料もあわせてご覧頂けます。

展示会は地元のTVや新聞にも取り上げられたこともあり、長崎市内からのお客様が大半を占めています。坂の町長崎ならではのテーマに「うちの近くにはこんな坂があります!」と情報をお寄せ下さったりする方や第三弾の開催を望む声も多く、関心の高さを感じます。

掲載された新聞3紙を全文ご紹介します。


2021年2月2日(火)付 長崎新聞

 『長崎市内のユニークな坂を紹介する写真展「長崎“坂”物語2」が、同市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。名前や形、歴史に特色がある37カ所の坂が楽しめる。21日まで。無料。
 長崎の歴史文化を学ぶ同好会「長崎楽会」の理事、若杉徹さん(73)=同市立山2丁目=が企画した。昨年に続き、2回目。
 江戸時代の代官屋敷に由来する「代官坂」(上町)、マンホールだらけの「マンホールの坂」(八百屋町)などを、説明文や地図を添えて紹介している。
 若杉さんのお薦めは「おおいで坂」(大井手町)。石畳で昔ながらの風情ある雰囲気が味わえるという。
 若杉さんは「坂にもいろいろな歴史があり面白い。普段何げなく通っている坂が持つ物語を感じてほしい」と話している。  (手島聡志)』


2021年2月11日(木)付 読売新聞

『「坂の町」として知られる長崎の坂道を紹介する展示会「若杉さんの長崎“坂”物語2」が、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開催されている。21日まで。
 同市在住の若杉徹さん(74)が撮影した同市近郊の37か所の坂道について、坂の名称の由来や歴史などを、エピソードを添えて紹介している。
 若杉さんは「何げなく通る坂道でも、立ち止まってみると様々な歴史や、住民の思い出が詰まっている。写真を見て、坂の魅力を感じてもらいたい」と話している。
 午前9時半~午後5時半(最終日は午後2時閉館)。月曜は休館。入館無料。問い合わせは同ミュージアム(095・818・4247)へ。』

 
2021年2月12日(金)付 毎日新聞 

 『長崎市のアマチュアカメラマン、若杉徹さん(74)が市内の坂を撮影した写真を紹介する企画展「若杉さんの長崎坂物語2」が、同市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。21日まで。入場無料。
 昨年もミュージアムで企画展を開き、好評で、来場者からも情報が寄せられたという。急斜面から名付けられたという東山町の「ゆうれい坂」や、敷石が亀の形をした西山の「亀の子坂」など、知る人ぞ知る37の坂をカメラに収めた。地元住民への聞き取りや郷土史などを基にして坂の名前の由来や歴史を写真と共に展示した他、自ら水平器で計測した勾配なども書き添えた。
 若杉さんは「コロナ禍で外出が難しい中、いつも通る坂道をじっくりながめながら長崎らしい町の表情を楽しむのも一興」と、来場を呼びかけている。 【田中韻】』

 「若杉さんの長崎“坂”物語2」は2月21日(日)14時まで開催しています。あなたも歴史豊かな長崎の“坂”をさるいてみませんか?

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