2020/1/2 若杉さんの長崎“坂”物語

〇新春企画「若杉さんの長崎“坂”物語」(1/2-26)

長崎で生まれ育った、いわゆる“ジゲモン”にとって「坂」は長~い! お友だち。
仕事の第一線を退いた若杉徹さんは足腰が元気なうちにと、カメラを手に“長崎ん町”を歩き回りました。
忍び坂・ピントコ坂・喧嘩坂・トロトロ坂・豊後坂・ヘイフリ坂・遅刻坂・オランダ坂・上の坂・ ドンドン坂・活水坂・コンスイ坂・・・若い時は気にも留めなかったのに、 沢山の坂に長崎の豊かな歴史、文化を見つけました。あなたはいくつ知っていますか?

展示初日は若杉さんもお正月返上で会場にお見えになりました。愛知県から帰京されたお家族4人を始め諫早市からお出でになった赤ん坊連れの若いご夫婦など改めて見る“長崎の坂”に「いろいろあるんですね」「歩くとキツカでしょうね」など感想をのべておられ、若杉さんも丁寧に対応されました。
今回取り上げた坂は、長崎市の中心部だけで、40坂。ガイドブックになるように地図をつけ、キャプションも坂の特徴を分かりやすく表記しています。


長崎新聞は3日付・社会面「石だたみ」で掲載しています。北川亮記者の取材です。
全文を紹介させて頂きます。
『長崎市にある有名無名の坂の写真を展示する「長崎“坂”物語」が2日、同市松が枝町のナガサキピースミュージアムで始まった=写真=。26日まで(6、14、20日は休館)。無料。
〇・・・同好会「長崎楽会(がっかい)」の若杉徹さん(72)が撮りためた写真に説明文、地図を添えて展示。「オランダ坂」「ヘイフリ坂」「ピンコロ坂」など約40ヵ所を紹介している。

〇・・・若杉さんが選ぶ急傾斜1位は「背筋がゾッとした」という「変電所の坂」(飽の浦町)。長崎は言わずと知れた坂の街だが、いざ調べると「新たな発見があった」と若杉さん。新年は知られざる「坂」を探して歩くのもいいかも。(北川亮)』

年末からお正月のおごちそうで体重が気になる方にはモッテコイ!の散策ガイドです。お出かけ下さい。

また、ナガサキピースミュージアムでは、この展示と合わせて「常設展コーナー」で、11月に長崎にお見えになったローマ教皇の写真展も開催しています。
当日、カトリック中央協議会から専属カメラマンに委嘱される光栄に浴した諫早市在住の浜辺耕作さんの作品・13点です。
 

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