2020/11/14 川崎から長崎へ“折り鶴”2000羽!

〇 川崎から長崎へ “折り鶴”2000羽! (2020・11/10)

この“折り鶴”は、神奈川県川崎市の子どもたちが8月の夏休み期間中などに作ったもので、長崎市の市民平和団体「ピースバトン・ナガサキ」(代表・調仁美さん)を通じて、2000羽余りが長崎市立城山小学校に届けられました。2019年11月に続いて2回目の取り組みです。

ピーススフィア貝の火運動のボランティア組織・川崎ボランティアのM・Sさんら3人は、長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館や「ピースバトン・ナガサキ」らの協力を得て川崎市&川崎市市民活動センターと一緒に平和紙芝居を中心とした“平和教育”と写真家・北川孝次さんの“笑顔”写真展等と取り組んでいます。
平和紙芝居は「嘉代子桜」。長崎原爆で娘・嘉代子さんを亡くしたお母さんが母校の長崎市立城山小学校に植樹した桜を題材にしたもので、2014(平成26)年「ピースバトン・ナガサキ」の調さんらのアイデアから生まれました。因みに「嘉代子桜」が完成した際ナガサキピースミュージアムはその原画展を開催<2014・7/8-8/3>しました。以後、紙芝居は市販されて話題を呼び各方面で活用されています。


《川崎市旭町 こども文化センター(児童館) *2020・7/31 紙芝居「嘉代子桜」上映

2020年、川崎市での紙芝居は夏休み期間中に終了。“笑顔”写真展が12月3日(水)まで実施されていますが、これまでの約20か所で子どもたちが作った折り鶴が城山小学校に届けられました。11月10日、“折り鶴”2000羽余りが城山小学校の校長先生に手渡されました。
その模様が「ピースバトン・ナガサキ」の調仁美代表のfacebookに掲載されています。

『城山小学校は私の母校です。昭和24年に植えられた「嘉代子桜」は大切に守られ今もきれいな花を咲かせています。コロナ禍の中でも平和への思いは繋がっています。紙芝居「嘉代子桜」を通して築かれた川崎市とのご縁。2月の小学校での朗読会以降は直接訪れることが難しくなりましたが、それでも川崎市在住の(ピーススフィア貝の火運動の)ボランティアの方々によって夏休み期間中、学童20か所で紙芝居を演じ、子どもたちが平和を願って折り鶴を作ってくれました。』

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