2019/9/14 関東でボランティアさん“展示会”

〇関東でボランティアさん“展示会”(2019年9月)

ピーススフィア貝の火運動は全国に広がるボランティアさんの支援で企画展やグッズ販売などの広報活動を展開しています。2019年8月31日現在で登録して頂いているボランティアさんは130人。今回はさだまさしコンサートの合間にビッグな企画展と取り組んで頂きました。一つはこのところ頻繁に平和教育や企画展に取り組んで頂いている神奈川県川崎市での企画展、もう一つは今や恒例となっている東京都文京区・文京シビックセンターでの企画展です。両企画展共にあいにくの台風15号襲来とぶつかりましたが、熱意が通じたんでしょうね、沢山のお客様にお出で頂いたようです。報告が届いています。


<神奈川・川崎展>     <東京・文京展>

 ●『ICANノーベル平和賞受賞“ヒバクシャ世界を動かす”~ヒバクシャ世界一周・証言の航海』
        <2019年9月7日(土)~12日(木):川崎市中原市民館>
この企画展は川崎市平和館平和推進補助事業の認定を受けました。ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が2017年ノーベル平和賞を受賞した記念企画としてピーススフィア貝の火運動はナガサキピースミュージアムで企画展を開催するとともに、ノーベル平和賞の公式レプリカ展などと取り組んでおり、今回の川崎展は、受賞に至るヒバクシャの活動をまとめた企画展をパネルで実施しました。

 
 
*川崎ボランティアグループのM・Sさんのレポートです。
 『台風の影響を受け来場のお客様は約70人ほどにとどまりましたが、今回ご支援頂いた川崎平和館の館長さんにも直々にお出で頂き感激しました。展示会を通じて核兵器禁止条約や世界の平和について考えて頂こうとの趣旨で取り組んだのですが、遠路、埼玉県からこの展示会に合わせて川崎市在住のお嬢様を訪ねて来られたり、予想外のお客様には驚いたり喜んだりでした。展示数に比べて会場が少し狭かったのですが、市民館の方々が好意的に対応して頂き大変感謝しています。ありがとうございました。』

●『“長崎と天草の潜伏キリシタン関連資産”世界文化遺産登録一周年記念
「長崎・祈りの里」~高原至・三沢博昭・池田勉写真展』
       <2019年9月8日(日)~10日(火):東京都・文京シビックセンター>
 
 

*ボランティアグループ・ピーススフィア関東のT・Mさんのレポートです。
 『3日間の短い展示会で台風15号襲来にも拘らず約400人ものお客様をお迎えし展示の苦労も報われました。今回の写真展は長崎だけでなく日本の写真界でも著名な方々の作品で、量的にも100点を超える大きな展示会となりました。池田勉さんの作品からは“苛酷な迫害を受けたキリシタン、当時の人々の想像を絶する生き様への想い”を感じていましたが、三沢博昭さんの美しい教会の作品からは“人々の哀しみにあたたかい光を注がれている”ように思えました。高原至さんの作品は2010年9月の銀座展以来の再会でしたが、原爆で大変な被害を受けながらもたくましく生きる人々を捉えており、“人間の生きる力”を改めて胸にすることが出来ました。来館のお客様からは核兵器廃止へのメッセージを沢山いただきましたが、ピースボートでの被爆者の活動を含め、ピーススフィア貝の火運動の活動をお知りにならない方もあり、ボランティア一同今後の展開への一層の“励まし”を頂いたような3日間でもありました。最後にこの展示会に際し長崎県世界遺産課から“潜伏キリシタン”関連のDVDなどご提供頂きました。お礼を申し上げます。ありがとうございました。』        

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