2018/11/21 忘れないプロジェクト写真展、西日本新聞に掲載

現在開催中の企画展「忘れないプロジェクト写真展」が、11月21日付の西日本新聞23面に掲載されました。
全文をご紹介します。

『長崎原爆が投下された8月9日午前11時2分に撮影された写真を集めた「忘れないプロジェクト写真展」が、長崎市のナガサキピースミュージアムで開かれている。2009年から始まり10回目で、国内外から最多の98点が集まった。
体育館で開かれた剣道大会、遊具で遊ぶ子ども、雲一つ無い空―。何気ない風景を写した作品の一方で、祈りをささげる母親や、投下時刻を示す時計の写真もある。
主催するアマチュア写真家で被爆者の小川忠義さん(74)=長崎市=によると、きっかけは「浜町アーケードで、原爆投下時刻に黙とうする人が少なくなった」と感じたことだという。写真仲間とともに“その時”にシャッターを切るプロジェクトを始め、知人らにも写真投稿を呼び掛けた。
5、6年前からは、若い世代にも参加してもらいたいと、会員制交流サイト(SNS)を通じたスマートフォンでの応募も始めた。
「人によってとらえ方は違うが、写真を撮ることで平和について考える一歩になる」と小川さん。投下時刻と自分の周囲を重ね合わせることで平和を感じてほしい、それぞれの思う「8.9」の姿を感じ取ってほしい―。そう願い、来場を呼び掛ける。12月2日まで。無料、月曜休館。ナガサキピースミュージアム=095(818)4247。  (華山哲幸)』

「忘れないプロジェクト写真展」は、12月2日(日)まで開催しています。皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

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