2018/11/14 「忘れないプロジェクト写真展」新聞に掲載

開催中の企画展「忘れないプロジェクト写真展」が11月7日付の長崎新聞、読売新聞に掲載され、新聞をご覧になった方が続々とミュージアムを訪れています。
それぞれ全文をご紹介します。

《2018年11月7日付 長崎新聞 24面》


『 撮影者の平和への思いを、長崎原爆の投下時刻に合わせて各地で撮影した写真を通して伝える企画展「忘れないプロジェクト写真展」が6日、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで始まった。10回目の今年は初めてベトナムからも出品があり、国内外から過去最多の98点が並んでいる。12月2日まで(11月12,19,26日休館)。

 企画したのは1歳の時、母親に背負われて疎開先から長崎に入市被爆した小川忠義さん(74)=同市江平1丁目=。8月9日の原爆投下時刻に町で立ち止まって黙とうをする人が少なくなってきたと感じた小川さんは、原爆や戦争の記憶を風化させないよう、2009年から毎年、その年の8月9日午前11時2分に撮影した写真を募り、平和へのメッセージを発信している。ベトナムからの1点、中国からの34点は、小川さんが理事長を務める九州日中文化協会のつながりで応募を呼び掛けた。
 98点は全てカラー。窓辺で手を合わせる高齢女性の姿を捉えた写真、平和を象徴する青空を収めた1枚、11時2分を指す時計をモチーフにした作品など、撮影者それぞれの感性と個性で思いを伝えている。
 小川さんは「写真を見に来て、気軽にできる平和運動があることを知ってほしい」と話した。  (古瀬小百合)』

 

《2018年11月7日付 読売新聞 29面》

『 長崎原爆の投下時刻に合わせ、今年の89日午前112分に撮影された写真を展示する「忘れないプロジェクト写真展」が6日、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで始まった。122日まで。
被爆者の小川忠義さん(74)が毎年企画しており、今年で10回目。小川さんがSNSなどで撮影を呼びかけ、賛同者がスマートフォンやカメラで写した写真を展示している。今年は日本各地や中国から計98点が集まった。
小川さんは「写真には一人一人の平和への思いが表れている。写真展を通じて、改めて89日に思いをはせてほしい」と話した。
午前9時半~午後5時半(最終日は午後2時まで)で、月曜休館。入館無料。問い合わせは同ミュージアム(0958184247)へ。』

忘れないプロジェクト写真展は12月2日(日)午後2時まで、ナガサキピースミュージアムで開催しています。
開館時間は9時半~17時半、11月19日(月)・26日(月)は休館です。
皆様のお越しをお待ちしております!

 

 

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