2018/11/10 『忘れないプロジェクト写真展』が始まりました!

現在ミュージアムでは、「忘れないプロジェクト写真展」を開催しています。

被爆者で「忘れないプロジェクト」の代表を務める小川忠義さんは、長崎に原爆が投下された日の事を風化させないために、「8月9日午前11時2分にシャッターを切ろう!」と呼びかけています。
2009年に始まったプロジェクトも今年で10回目。日本国内、中国、ベトナムから98点の写真が集まりました。

ナガサキピーススフィア貝の火運動正会員の、宮城県H・Jさん、神奈川県M・Eさんからも写真と平和へのメッセージが届きましたのでご紹介します。

 『2018年8月9日、宮城県は台風13号の影響で、数日前から雨が降り続いていました。シャッターを切る11時2分は、車の混雑があり、目的地に間に合わず車の中でした。
 73年の月日の日本の空は、長崎の空も同じように、雨が降り、雪が降り、太陽が輝き、星空を映し、美しい雲が行き交っています。尊い命を奪ったあの恐ろしいキノコ雲を二度と見ることのないよう、雨雲の空に祈りました。
 56年前の中学3年生の時に「長崎の鐘はほほえむ」を読み、初めて原子爆弾の恐ろしさを知りました。「核なき世界」をあらゆる手段で語り伝えていかなければならないことを強く思っております。
仙台七夕まつりの竹飾りには、平和を願う子供たちのメッセージと、たくさんの折鶴が今年も風に揺れていました。 』   宮城県/H・J

『東京都大田区池上本門寺
 今年の8月9日は台風一過の曇り空。11時前にはお坊様が鐘楼の所に集まって来られました。私もそばで一緒に合掌し、二度と原爆が使用されることのないように、また高齢の被爆者の方々の御健康をお祈りしました。』  神奈川県/M・E

「忘れないプロジェクト写真展」は12月2日 (日)午後2時まで開催しています。
11月12日(月)、19日(月)、26日(月)は休館です。
皆様のお越しをお待ちしております!

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