2018/11/14 地球市民集会

  〇市民の知恵を出し合って“核兵器廃絶”!(2018・11/16-18:長崎市)

長崎市は2000(平成12)年から、長崎県や市民・NGO・長崎平和推進協会と共同で、「核兵器廃絶地球市民集会実行委員会」を設立し、国内外のNGOの参加を得て、『核兵器廃絶・地球市民集会ナガサキ』を開催しています。
これまで、第1回以来、2003(平成15)年、2006(平成18)年、2010(平成22)年、2013(平成25)年と開かれ、今回は6回目になります。ピーススフィア貝の火運動は、2006年の3回目から”みどりのせんそうほうき”を中心とした広報活動の一環として毎回参加しています。

今回の「地球市民集会」は、11月16日(金)から18日(日)の3日間、長崎原爆資料館・長崎平和会館・国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で開催されます。実行委員会のメッセージです。

『核兵器禁止条約の採択、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞受賞、さらには、朝鮮半島における非核化の動きなど、近年、核を取り巻く状況が大きく変動しています。この集会では、「核兵器のない世界」を実現するために私たち市民社会は何ができるのか、何をしていくべきか幅広い世代の皆さんと共に考えていきます。被爆地長崎から、核兵器廃絶の願いを世界へ発信しましょう。』

集会には、アメリカ・イギリス・スイス・韓国・モンゴルなどから軍縮・核兵器廃絶・平和行政及び教育などに当たっている専門家を始め、ICAN国際委員でピースボート共同代表の川崎哲さんや地元長崎のRECNA副センター長の広瀬訓さん、絵本作家の浜田桂子さんらが多数参加、一般市民と共に核兵器のない世界実現のために意見を交換することになっています。
16日の開会集会・18日の閉会集会を挟んで4つの分科会が設けられ、「北東アジアの核なき未来」 「被爆の継承」 「次世代と作る核なき世界」 「核兵器禁止条約の役割」等をテーマに、市民の知恵を出し合うことになっています。

 

ピーススフィア貝の火運動は、3日間とも原爆資料館1F「いこいの広場」にブースを設置し、”みどりのせんそうほうき”を中心に広報活動を行います。全国の会員・ボランティアさんから送って頂いた沢山の”みどりのせんそうほうき”に、英語・スペイン語のキャプションを付けて海外の参加者に配布します。
また、自主企画として、ピースミュージアムでの企画展で好評だった『ヒバクシャ世界を動かす』のパネルを約80枚、平和祈念館地下2F「交流ラウンジ」に展示することにしています。
皆様のご来館・ご参加をお待ちしています。

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