2017/11/30 出島展

〇「出島“表門橋架橋”記念展(2017・11/28-12/24)」

国史跡「出島商館跡」(通称・出島)に架橋された21世紀の「表門橋」の完成を記念する企画展が始まりました。
初日(11月28日)のNHK・NEWSで放送されたのをはじめ、11月30日付けの長崎新聞にも掲載されました。


<江戸時代「出島」*赤丸印が表門及び石橋>

「表門橋」は、出島が建設された際、出島と対岸を結ぶ通路として架橋された石橋ですが、明治時代に長崎港埋め立て工事で出島周辺が埋め立てられた際、中島川造成で出島前方が削られ「表門橋」も撤去されました。
出島は南山手・グラバー園などと並ぶ長崎観光の主要ポイントとして注目されており、将来的には、周辺を再度掘削して海を作り、江戸時代同様の“出島”復元をイメージした町づくりが官民共同で取り組まれています。


<架橋作業:2017年2月27日>

今回の企画展は、第一線で出島復元に奔走する「長崎市出島復元整備室」の支援を頂き、整備復元作業の過程で発見された「護岸石垣」等の資料を中心に知られざる出島の魅力をビジュアルに伝えようというものです。
初日からは、プレイベントとして、平成の大架橋の様子を写真で紹介。12月2日からは詳細な資料を追加展示し、蘇った“出島”を紹介することにしています。


<長崎新聞:2017年11月30日付>

12月2日(土)午前10:00-午後1:00までは、復元作業の第一線でご活躍の山口美由紀学芸員が来館されます。
出島に関する様々なご質問に対応されますので是非ご来館されますようご案内申し上げます。
入場は無料。お問い合わせは、ナガサキピースミュージアム:電話095・818・4247 へお願いします。

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