2017/10/27 さだまさしの世界展展示案内⑥

〇さだまさしの世界・展示ご案内⑥(2017・10/27)
長崎県美術館で開催中の特別展「さだまさしの世界」、展示コーナーのご紹介第6弾「長崎館」です。西日本新聞・10月27日付の第26面長崎県版に掲載されています。全文転載します。
 

『  故郷との縁をしのばせ
 さだまさしさんと故郷の縁をしのばせる展示コーナーが「長崎館」だ。入り口に掲げられた洋画は、東京・神宮外苑にある聖徳記念絵画館の壁画「明治天皇長崎港入港図」の下絵(長崎歴史文化博物館蔵)。絵画館の壁画には、さださんが上京後の高校生時代、望郷の念に駆られる度に見に行ったという逸話がある。
 コーナー内には、1972年にさださんの実家で結成され、3年余り後、長崎で解散したデュオ「グレープ」に関する資料、2006年まで20年間、主に稲佐山で開かれた野外コンサート「夏 長崎から さだまさし」や、26歳の時に購入した大村湾に浮かぶ詩島(うたじま)などに関する展示が並ぶ。
 そして、さださんを語るのに欠かせないのが 「精霊流し」。2010年に父の雅人さんを見送った際の、古式ゆかしい3連の精霊船が当時の設計図に基づく縮尺模型で再現されている。』

続いて掲載されている来観者のメッセージ。今回は、職場体験学習で西日本新聞長崎総局を訪れ特別展を見学した長崎市内の中学生M・Y君(13歳)です。

『 一つ一つがすごい
 ぼくは特別展に行くまで、さだまさしさんを知りませんでした。一番すごいと思ったのは一つ一つが中途半端でないことです。小説なども何十冊も書き、映画の監督もしていてすごいなぁと思います。もし、さださんが子どものころにバイオリンを手にしなければ歌も作っていなかったかもしれません。さださんの運命が変わっただけでなく、さださんの歌に励まされた人たちもいなかっただろうと思いました。』

特別展「さだまさしの世界」は11月5日(日)まで、長崎県美術館で開催されています。長崎県美術館は、出島<国指定史跡「出島和蘭商館跡」>の近くで、長崎港「水辺の森公園」の一郭にあります。お出かけ下さい。
長崎県美術館の電話は 095(833)2110 です。

コメント投稿は締め切りました。