2017/10/26 さだまさしの世界・展示ご案内⑤

 〇さだまさしの世界・展示ご案内⑤(2017・10/26)

長崎県美術館で開催中の特別展「さだまさしの世界」は大好評です。既に2回・3回とリピートされたお客様や、1日・4時間も滞在されるお客様など、まさし会長の魅力を堪能されているようです。
展示会は11月5日(日)までです。あなたも是非ご覧になって下さい。

 

西日本新聞は10月26日付長崎県版・第24面で展示コーナー紹介第5弾・「書店」を掲載しています。全文を転載します。

『  図書館のような蔵書群
 さだまさしさんは(65)無類の読書家だ。音楽や文学はもちろん、宗教、落語、長崎事情に至るまで驚くほど博識なのは、その読書量に由来している。
 そんなさださんからお借りした蔵書の一部を並べたのが「書店」コーナーだ。恩人の一人の「山本健吉全集」、小泉八雲の日本名で知られる「ラフカディオ・ハーン著作集」をはじめ、「親鸞全集」 「万葉集」 「李白全詩集」 「杜甫全詩集」・・・。長崎関係も多く、郷土史家の森永種夫氏が編纂(へんさん)した「犯科帳」 「長崎代官記録集」、長崎市出島史跡整備審議会編 「出島図 その景観と変遷」など、図書館の書棚を眺めているかのよう。
 一方で、中国の好色文学の奇書 「金瓶梅」があるかと思えば、「のらくろ」 「雲盗り暫平」など漫画・劇画も。ご本人によれば 「実際の本棚は、まだまだ、こんなもんじゃない」とか。』

続いて掲載された来観者のメッセージは、熊本市在住の図書館司書、O・M春(55歳)さんです。

『  歌に心揺さぶられ
 さださんは、被災地支援などに取り組む公益財団法人「風に立つライオン基金」を設立していて、社会奉仕活動にも熱心です。昨年の熊本地震後、「歌の力で何かができる」と熊本に駆け付けてくれて、私たちは大きな力をもらいました。さださんの曲はどれも胸を打ちますが、震災を体験し、心を揺さぶる歌だと改めて感じました。特別展は、さださんの家族を大事にしている思いがあふれる、とてもいいイベントですね。「案山子(かかし)など、その時その時の人の気持ちを分かっている曲を聴くと涙が出ます。』

長崎県美術館は、電話095(833)2110 です。ご来館をお待ちしています。

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