2017/9/28 南相馬の子どもたちから④

 〇“最も心に残った「グラバー園」”~“長崎の旅”レポート④
 長崎市で人気の観光スポット「グラバー園」は、国指定の重要文化財「旧グラバー住宅」&「リンガー住宅」&「旧オルト住宅」の3住宅を中心に長崎市内に点在していた明治時代建設の洋風住宅を移転復元し展示されています。まるで洋風住宅の野外博物館みたいで、園内には異国情緒があふれています。
「旧グラバー住宅」は、長崎開港直後・1859(文久元)年に来崎したイギリス商人トーマス・グラバーが4年後に建設した住宅で、“日本に現存する最古の洋風木造住宅”と言われており、1961(昭和36)年6月、国の重要文化財に指定されています。
「旧リンガー住宅」は、グラバー商会の幹部として1864(元治元)年来崎したフレデリック・リンガーが明治時代初め頃建設しました。
1966(昭和41)年6月、国の重要文化財に指定されました。
「旧オルト住宅」は、1859(安政6)年来崎したイギリス商人ウィリアム・オルトが建設した木骨石造り・噴水付きの堂々たる洋風建築で、オルトは製茶業を営みながら3年間居住しました。
1972(昭和47)年5月、国の重要文化財に指定されました。

●“長崎の旅”レポート・第4回 “最も心に残った「グラバー園」”(中学校2年生:K・K子)
 『私は長崎に来てたくさんのことを学びました。その中でも最も心に残った二つのことについて書きます。
一つ目は、グラバー園についてです。グラバー園には様々な建築物がありました。
旧グラバー住宅は主屋・付属屋が、旧リンガー住宅は全体が重要文化財に指定されています。
旧リンガー住宅は福山まさはるさんがキューピーマヨネーズのCMもとっていたところだったのです。初めて知りました。旧グラバー住宅では、厨房・寝室などを入って見学しました。薪で炊くための釜、薪をおいておくところが厨房にあり、玄関を入って右の部屋に振り子時計がありすごくきれいだったので丁寧に扱われているのだなあと思いました。造りは西洋みたいなつくりできれいだなあと思いました。今の家の造りでもこのような造りを見た時、外国にはこのような家の造り方があるのかと疑問に思ったので実際にスマホで調べてみたら、アメリカでも数件しかないとのことでした。』
*K・K子さんはこのあと心に残った二つ目に「原爆」を挙げていますが割愛させて頂きます。

 
<旧三菱ドックハウス*旧グラバー住宅>
 
<旧リンガー住宅*旧オルト住宅>

●“長崎の旅”レポート・第5回(最終回)“”いい思い出がたくさんできました!“は、9月30日掲載の予定です。

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