2016/7/1 「長崎の百人一首展」終わって~宮川さん200首詠歌!

○ 「長崎の百人一首展」終わって~宮川さん200首詠歌!(2016・7/1)

長崎史談会名誉会長宮川雅一さん企画の「ながさき“百人一首”展」(2016・5/24-6/19)が好評裡に終了し、宮川さんが詠まれた喜びと感想を織り込まれた200首が事務局へ届きました。
160701・宮川200首①・105KB・160701・宮川200首③(UP)・118KB・
ほんの一部をご紹介しますと、
「長崎の百人一首を選び抜き 松ヶ枝埠頭で写真展する」
「長崎の島をも含む全県下 歌碑の全てを写真に収む」
「写真展その源を尋ぬれば 堀田氏著す“長崎歌人伝”」
「写真展準備の早さ手際よさ 小一時間で展示が終わる」
宮川展展示風景②・105KB・

「長崎で歌碑数多い方は誰 十基を数える昭和天皇」
「茂吉四基勇八基の歌碑のある 長崎県は歌跡の里」
「防人の島なる五島壱岐対馬 万葉歌碑をあまた備える」
「原爆を悲しく詠う三十一の 文字が伝える真夏の地獄絵」
「長崎のキリシタン史の起承転結 繁栄弾圧潜伏復活」
「夕日射す九十九島を見晴るかす 弓張岳に歌碑は集いぬ」
「島原は湯守が語る禁教の 伝承悲しき歴史の古里」
「芥川ガラシー司祭と語りつめ マリア観音求めて帰る」
「“彦山の月”を詠みたる蜀山人 からすみ店にも戯れ歌残す」

宮川雅一さん(1934年生)は長崎市旧家のご出身で、元長崎市の助役も務められました。退職後は豊富な知識で長崎の様々な近代化遺産・歴史・文化活動に携わっておられます。
ピーススフィア貝の火運動の正会員にも登録して頂き、これまでも『ながさき百人一首展』のほか『名刹聖福寺展』などを企画して頂きました。次回は、和歌・短歌に続き俳句を取り上げたいと準備中です。

コメント投稿は締め切りました。