ピースミュージアム界隈は、「出島」を中心に日本の近代化の魁(さきがけ)となった歴史的なエリアで、現在も異国情緒豊かな長崎観光の中心となっていますが、この地域の市民が結成した『大浦から平和と国際交流を発信する会』(通称・大浦9条の会)発会総会が2月8日長崎市大浦地区公民館で開かれ、記念講演「みどりのせんそうほうき」に関心が集まりました。
事務局では、英語・スペイン語版を含め「みどりのせんそうほうき」を持参し、増川雅一専務理事が「“せんそうほうき”が誕生したきっかけから全国及び世界展開にまで至った活動」を報告。合わせて、西アフリカのスペイン・テルデ市に設置されている「ヒロシマ・ナガサキ広場“日本国憲法9条の碑」(1996年完成)を紹介し、“せんそうほうき(戦争放棄)”は平和を願う世界の人々の「希望」となっていると話しました。参加者の一人は「コマカけどフトカちからになるばい(小さいけど大きな力になりますね)」とフトカ関心を見せていました。
<大浦地区公民館>
<“みどりのせんそうほうき”>
<テルデ市「憲法9条の碑」>
*2月10日付・長崎新聞も報道しています。