初日には、被写体の方もお見えになりました。
2010年に「旧浦上天主堂」写真集をきっかけにポーレさんと出会い、撮影されることになった高原至さんは、初日朝一番に来館されました。スカイプを通じて3年ぶりに二人は再会。孫ほど年の離れたポーレさんと、目を細めながらお話しされました。
ポーレ・サヴィアーノさん。2010年に高原さんが写しました。
午後からは永野悦子さん、深堀好敏さんが来館されました。
お二人ともとても穏やかな表情でご自身のポートレイトと対面。ポーレさんとも心が通じ合っていたかのようでした。
また、シマカワコウヂさんと行武ゆいさんのミニライブも行われました。
シマカワさんの馬頭琴・ホーミー・口琴と行武さんのホルンのコラボレーション。普段あまり味わえない変ったもので、二人の奏でる不思議な和音がミュージアムを包みました。「戦火をくぐりぬけて今を生きる人たちを世界中に訪ね、話を聴き、ポートレイトを撮影するポーレさんと、様々な縁でつながる人たちを、もっとつなげていきたい」とシマカワさんは話しました。