2020/7/11 7月15日 本別空襲を伝える~戦後75年、あの日を忘れないために~

6月19日にご紹介しました(http://www.nagasakips.com/archives/12159)、北海道・本別町歴史民俗資料館の企画展「7月15日 本別空襲を伝える~戦後75年、あの日を忘れないために~」が7月1日に始まりました。
             
1945(昭和20)年7月15日の「本別空襲」を伝えるこの企画展は、戦後50年目の1995年に始まり、今年で22回目です。戦後75年の今年は、「写真が持つ力」に焦点を当て、空襲時の写真とほぼ同じアングルで一昨年撮影した写真や貴重な資料、模型など約150点が展示されています。
ナガサキピースミュージアムはこの企画展に協力し、ミュージアムで毎年開催している「忘れないプロジェクト~8月9日11時2分にシャッターを切ろう~」展の写真50枚を提供しています。

 資料館の田野美妃館長より、企画展が紹介された6月29日(日)と7月2日(木)付の十勝毎日新聞、7月1日発行の本別町の広報紙『広報 ほんべつ』が届きました。新聞はカラー写真付き、広報誌は見開きで取り上げられています。ピースミュージアム提供の「忘れないプロジェクト」についても触れられていました。


〈2020年6月29日付十勝毎日新聞/7月2日付十勝毎日新聞/広報 ほんべつ〉

 田野館長からは、『8月9日には、「せんそうほうき」を作るワークショップを行い、11時2分にその様子を写真に収めたいと思っております。』 『企画展は、おかげさまで毎日少しずつではありますが、お客さんが来られます。町外の方が多く、皆さんとても熱心にご覧になり、車椅子の方もいらっしゃいます。 まずは関心を持って、戦争は絵空事ではない現実のこと、わが町・わが国の歴史であると知り、大勢の命を失ったと理解してもらいたいと願います。』とのメッセージも寄せられました。

また、資料館企画展関連事業・ナガサキピースミュージアム連携事業として「7月15日にシャッターを切ろう~7.15忘れないプロジェクト@ほんべつ」も開催されます。
これは毎年ピースミュージアムで開催する「忘れないプロジェクト写真展」をご覧になった田野館長のお申し出で実現したもので、ピースミュージアムの取り組みが、遠く北海道の地で拡がりをみせています。
7月15日の悲しみと、現在の平和な日常が戦争の歴史の上に成り立っていることを忘れないために、「あなたが見た7月15日」の写真を撮影して是非本別町歴史民俗資料館へ送って下さい!
https://www.town.honbetsu.hokkaido.jp/web/education/details/715honbetsukushu.html
 お問合せ
本別町歴史民俗資料館
〒089-3334 本別町北2丁目
TEL:0156-22-5112
e-mail: tosyok@town.honbetsu.hokkaido.jp

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