2020/7/11 さだまさし会長“豪雨被災地支援へ”

〇 さだまさし会長“豪雨被災地支援へ”
      ~テレビ朝日系列全国放送も(2020・7/9)

梅雨前線の活発な活動は九州を中心に各地に未曽有の豪雨と共に大きな被害をもたらしています。さだまさし会長がいち早くその被災地支援に乗り出したことは既にお知らせしていますが、長崎県佐世保市・五島市等に次ぎ球磨川・筑後川氾濫の熊本・大分・福岡各県の大きな被害を受けて、支援物資等の調達にあたる公益財団法人「風に立つライオン」が本格的に始動し、さだまさし会長を中心に医学的アドバイザーの先頭に立つ鎌田實医師や被災地での活動経験豊かな若手の医師・看護士の皆さんがインターネットのオンラインを通じて現地の情報把握や支援の在り方を話し合いました。
1回目は7月6日(月)、2回目が7月8日(水)、いずれも18:30~19:30、スタッフを含め10人~15人が参加しましたが、2回目はテレビ朝日の取材があり、その模様が翌9日(木)早朝午前4時55分~8時までのニュースを含む社会情報番組『グッド!モーニング』で放送されました。5時台と7時台の2回放送されましが、その模様を全文紹介させて頂きます。


*午前4時55分
MC 『時刻は4時55分です。お早うございます。朝の情報まとめ番組「グッド!モーニング」です。
九州や中部地方を始め各地で被害をもたらした大雨は、現在は小康状態の所もあるんですが、引き続き災害が発生する恐れがあります。警戒が必要ですよねえ。雨が止んでいても地盤が緩んでいるところもありますからね。十分に注意してほしいと思います。』

*午前5時47分 【芸能人たちが豪雨災地支援へ】
MC 『つづいては、豪雨の被災地のために支援する芸能人たちが行動を起こしています』
                                 【さだまさし被災地支援へ“緊急会議”】
さだまさしさん(68)は被災地を支援するために具体的な行動を始めています。
 さだ 『まず情報がほしいですね。「こういうものが、これぐらい欲しい」という。』
♬「風に立つライオン」
MC 『5年前<2015年>設立した「風に立つライオン基金」を通して医療現場や災害被災地を支援しているさださん。昨日<8日>は被災地の現状を把握するため、基金のスタッフや現地の医療関係者などとリモートで話し合いました。』
 さだ 『タオルだとか、Tシャツだとか、グロスで「これ位あるとここは助かるよ」みたいな情報が入ってくると僕らも対応しやすいので、細かい情報をお願いして良いですか?』
 熊本現地スタッフ 『現地で今ニーズ調査などもしています。是非必要なものがあればお願いします。』
 さだ 『後方支援させて頂きます。』
MC 『被災地での炊き出しなどの支援も検討しているそうですが、正確な被災状況を把握できないこともあり、今は様子を見ることにしたと言います。』
 さだ 『無遠慮に「助けに来ましたあ!」と言ってもあまり意味ないことなので・・・。』
MC 『現地に入っての支援が難しい状況の中、さださんは被災地へのお思いを語りました』

 さだ 『とにかく、今まだ起こりつつある災害と対峙しておられますから「とにかくこれを生き延びて下さい」と、「落ち着いたらみんなが助けに入りますよ!」と言うことだけはお伝えしたい。
MC 『この力強い言葉が被災者の方々の希望になりますね。今さださんはコロナのためにコンサートが中止になっているので、この支援活動に集中できるともおっしゃってました。被災者の皆さんの励みになりますねえ。』
*午前5時50分 【熊本の死者55人に・9人不明】

*午前7時44分 【さだまさし(68)豪雨被災地を支援】
MC 『時刻は7時44分です。各地で大きな被害が出ている豪雨で被災した方々を支援するためさだまさし
さんが動き出していました。』
 さだ 『まず情報がほしいですね。「こういうものが、これぐらい欲しい」という。』
MC 『さださんは国内外の医療現場や災害被災地を支援するため5年前<2015年>に「風に立つライオン基金」を設立し、活動を続けて来ました。被災地の状況を把握するため、昨日<8日>さださんは基金のスタッフや支援のため現地入りした関係者などとリモートで話し合いを行いました。』
 さだ 『(炊き出しを)やるしかないね。』
   熊本現地スタッフ 『どっかでやってもいいと思うんですけど、今のところ・・・結局、そのう・・・』
 さだ 『それどころじゃない!』
 熊本 『炊き出しどうこうではないという気がする・・・』
 さだ 『わかる!』
 熊本 『コロナがあるからいつもの通りには絶対行かないと思うので難しいなあ・・・って。』
MC 『会議では準備が必要になるものと直ぐに出来ることを精査していました。』
 さだ 『タオルだとか、Tシャツだとか、グロスで「これ位あるとここは助かるよ」みたいな情報が入ってくると僕らも対応しやすいので、細かい情報をお願いして良いですか?』
 熊本現地スタッフ 『現地で今ニーズ調査などもしています。是非必要なものがあればお願いします。』
 さだ 『後方支援させて頂きます。』

 さだ 『<2018年9月・北海道安平町>大きな被害だったからね。何も出来ないけど、何か元気を出してもらえると良いよね。』
MC 『さださんはこれまでにも被災地に何度も足を運び、自ら物資を届け、歌で被災者を励ましてきました。歌手生活47年のさださんが支援を始めるきっかけになったのは9年前のこと。』
 さだ 『東日本大震災の時に居ても立っても居られなくて、(被災地に)入って行って、避難所に行って歌を歌ったら、みんな泣いたり笑ったり、ポロポロ泣いたりする人がいて「イヤー、来てくれて良かった」なんて言われると、音楽は無力だと思っていたけど、こんなに喜んでくれる人がいるんだったら行かなきゃって。』
MC 『それからさださんは自分にできることをと支援活動を続けて来ました。』
 さだ 『<2015年10月・茨城県常総市*平成27年9月関東・東北豪雨> 皆さんこんにちは!
       ♬「関白失脚」
        ガンバレ~! ガンバレ~! ガンバレ~!
        (みんなお腹の底から)  ガンバレ~! ガンバレ~!
        ガンバレ~! ガンバレ~! ガンバレ~!  』
MC 『被災者のために活動する一方、“偽善者”や“売名”など心無い言葉に悩むこともあったと言います。そんな時。』
 さだ 『泉谷しげるさんが言ってくれた言葉で、ナンカ、すっかり、僕も力が抜けて・・・。』
MC 『さださんが勇気づけられたのは盟友・泉谷しげるさんならではのある言葉でした。』
*CM
MC 『さだまさしさんは被災地支援を行う中で、偽善者などと中傷を受けることもあったと言います。そんな時、盟友・泉谷しげるさんの言葉で救われたそうです。』
 さだ 『泉谷しげるさんがね、「二人で“偽善活動”をしよう!」と言ってくれてね。「偽善活動で良いジャン! 善人面してサ、俺たちは売名活動をしよう!」と冗談で言ってくれた。泉谷さんが言ってくれた言葉ですっかり僕も力が抜けて 「あゝ、言わば言え!」と、「言いたい人があったら言えばいいじゃないか・・・別に構わんよ」と。偽善活動で十分なんですよ。』
MC 『さださんは自分の名前を使って支援の輪が広がるなら、何を言われても良いと思えるようになったと言います。』

 さだ 『僕らは後方支援ですから・・・例えば、支援物資などや支援金などをあとから、後方支援しながら・・・「さだまさし」を使い倒してますよ、今。こんなもので喜んでくれるんだったらどんどん行こうと思ってね。ほんとにね、頑張って下さいと言うのも、頑張っている人には言いにくいけれども、耐えて下さい、どうか頑張ってください。』

*午前7時50分・MCまとめ
MC 『さださんは長崎出身ですから、今回、より強い思いがあるのかも知れませんね。さださんは、まだ流動的な面もあるのでリサーチを十分して状況を見ながら必要な支援をして行きたいと話していました。』
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