2020/4/4「日仏“2企画”延期へ!」

〇日本・フランス“2企画”延期へ!
新型ウイルス感染症<COVID-19>が世界中で拡大しています。
WHO(世界保健機関)情報では4月2日時点で、患者は国連加盟193カ国・地域を超える全世界で発生しており、確認されただけでも患者は89万人、死者は4万5千人を超えています。日本国内は厚生労働省情報4月3日12時時点で、患者・2617人、死者63人。因みに長崎県は4月3日20時30分時点で、患者9人が確認されています
今の時点で今後の推移、終息見通しなど明確には出ていませんが、国内の場合、政府要請で3月2日から全国一斉に始まった“学校休校”も一部見直しが検討され、患者が少ない長崎県も、4月の新学期(6日~8日開始)から全ての学校が再開されます。もっとも、「県主催のイベントや県立施設の小中高生の利用自粛は、約2週間後の19日まで継続する」とされており、子どもたちは当分不自由な生活を強いられそうです。

 
<「ピエロック一座がやってくる」>  <仏「平和の嘆願展」>

ナガサキピースミュージアム関連イベント変更(延期)のお知らせです。
●「ピエロック一座がやってくる」(4/19)・・・ナガサキピースミュージアム開館17周年記念として企画。“世界で最も小さな”サーカス団として内外で活躍している熊本県山鹿市在住の「ピエロック一座」公演を予定していましたが、無期延期です。ピエロック座長からは、「子どもたちが伸び伸びと自由に遊べる日を楽しみに待っていて下さい」とメッセージが届いています。

●仏「平和の嘆願展」(3/21-6/20)・・・ナガサキピースミュージアム企画の日仏交流展で、パリ隣接のシャラントン市で3月21日から6月20日まで開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大で、これも無期延期です。現地でお世話頂いている美術講師・伊藤英二郎さんからメッセージが届いています(3月19日)・・・『こんなに数日にして西洋諸国の世界情勢が変わるとは思っていませんでした。現在のパリ、フランスは外出証明書を携帯しないといけない社会です。本当に不思議で戦時下とはこう言うものなのでしょうか? 但し今回はコロナウイルスという敵で、非常に貴重な経験をしています。4月上旬まで多くの仕事が止まっています。残念ではありますが、今秋から開くはずの展覧会も延期になりました。展示物の準備は整っていますので、いち早く自由に外出できる日を待ち望んでいます。』

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