2020/1/13 市民セミナリヨで“ビッグNの教皇様”

〇市民セミナリオで“ビッグNの教皇様”(2020・1/18:浦上キリシタン資料館)
市民セミナリヨは長崎の文化を考える会~「アジェンダNOVAながさき」が毎月一回開いている市民向けの文化イベントです。今回は長崎県諫早市在住の写真家・浜辺耕作さんが撮影されたカトリック・ローマ教皇長崎訪問の記録写真を見ながら撮影の裏話などをお話になります。


ビッグNの教皇様 <2019・11/24*長崎市>

ローマ教皇は38年ぶりに長崎を訪問。降りしきる雨の中、爆心地公園・二十六聖人殉教地での祈りを経て長崎県営野球場『ビッグNスタジアム』でのミサに臨まれました。地元だけでなく全国から駆けつけた3万人の信者と共にミサを捧げ世界へ向かってメッセージを発信されました。
『長崎はその魂に、癒しがたい傷を負っています。その傷は多くの罪なき者の筆舌に尽くしがたい苦しみによるしるしです。これまでの戦争によって踏みにじられた犠牲者たちは、様々な場所で勃発している第3次世界大戦によって今日も尚苦しんでいます。今ここで一つの祈りとして私たちも声を上げましょう。今日、この恐ろしい罪を身をもって苦しんでいる全ての人のために、そして、あの悔い改めた盗人のように黙りも嘲笑もせず、むしろ、自ら声を上げ、真理と正義、聖性と恵み、愛と平和のみ国を告げ知らせる者がもっともっと増えるよう願いましょう』(メッセージの一部・11月25日付長崎新聞から転載)

浜辺耕作さんは日本写真協会・三軌会会員で、今回はカトリック中央協議会の委嘱で公式カメラマンの光栄に浴しました。その作品の一部は、浦上キリシタン資料館とナガサキピースミュージアム(常設展示室)で展示されています。
市民セミナリヨでは、未公開を含めビッグNスタジアムへの入場からミサ風景の全貌、そして熱狂的な信者との触れ合いの中退場するシーンなど公式カメラマンならではの作品が時系列で紹介され、併せて、撮影の裏話・秘話が語られることになっています。爆心地公園・二十六聖人殉教地での動画も一部放映されます。

市民セミナリヨ 『ビッグNの教皇様』
~教皇来崎公式カメラマンが撮ったフランシスコ~
  *2020年1月18日(土)15:00-16:30
  *浦上キリシタン資料館
    (長崎市平和町11-19:電話095-807-5646)
  *講演:浜辺耕作
  *参加費:500円
  *問合せ:090-7923-7435(林田)

 

ナガサキピースミュージアムでの展示は常設展示室で、企画展「若杉さんの長崎”坂”物語」と併設して展示中です。お出かけ下さい。

<ナガサキピースミュージアム*「ビッグNの教皇様」展>

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