2020/1/12 SOS!聖福寺

〇 SOS!聖福寺~寄付・募金にご協力下さい!

さだまさし会長原作の映画『解夏』の舞台となった聖福寺の老朽化が進み修復活動が進められていますが、修復費用5500万円が不足し修復協力会が新年早々から募金に乗り出しています。


<大雄寶殿>               <山門>

<天王殿>              <鐘楼>

 聖福寺<萬寿山聖福禅寺*長崎市玉園町>は江戸時代初期・延宝5年(1677)創立の名刹で、長崎では、興福寺(1624)・福済寺(1628)・崇福寺(1629)とともに“長崎4福寺”と呼ばれる黄檗宗の寺院です。
緑陰大樹に囲まれた境内には国指定の重要文化財(上記写真)の大雄寶殿・山門・天王殿・鐘楼の4棟の他長崎県・長崎市指定の文化財やジャガタラお春碑(吉井勇歌碑)、市川家供養塔(7代目市川團十郎建立)など多くの文化財があり長崎の歴史を伝えています。
原爆でも奇跡的に類焼を免れましたが、創建から300年を超えた建造物、特に大雄寶殿には老朽化が目立ち、早くから長崎市民が中心となって保存会が結成され、2006年には、長崎史談会の宮川雅一さん・原田博二さん、華僑の陳東華さんの3人が世話人代表となって「大雄寶殿修復協力会」が結成され募金活動が展開されています。さだまさし会長も世話人の一人に名を連ね協力しています。

 
<映画「解夏」*鬼塀>

2019年末記者会見での発表によりますと、聖福寺4棟「大雄寶殿・山門・天王殿・鐘楼」の一括修復には約10年を要し費用は概算で約20億円が見込まれています。修復協力会ではこれまで約3000万円をあつめていますが、国重文指定の国庫補助(約2分の1)など国、県、市からの補助金見込みや寺の自己資金など合算しても約5500万円は不足するということです。修復工事は老朽化の進行に伴い一刻も早く着手する必要があり、修復協力会では県内外にも広く支援を求める方針です。


<ナガサキピースミュージアム企画展(2011・6/14-7/3)>

ナガサキピースミュージアムは2011年、修復支援の企画展を開催。聖福寺の歴史及び現況を、老朽化した木造の「関帝・周倉像」の展示を中心に紹介し支援への協力をバックアップしました。

*寄付・募金のお願い
個人一口3000円から、法人一口10000円から、瓦寄進一枚10000円
*振込先<聖福寺修復協力会=ショウフクジシュウフクキョウリョクカイ>
〇ゆうちょ銀行    口座記号番号 01730-7-122152
〇十八銀行本店営業部 口座番号(普通) 1032699
〇親和銀行長﨑営業所 口座番号(普通) 6010202
*問合せ先
万寿山聖福寺修復協力会(出口喜男会長)=長崎市玉園町3-77「聖福寺」内
電話:090-4992-5037(山下)

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