2018/3/8 諫早で鈴木さんの写真展

〇 諫早で鈴木さんの写真展(~3/11)
東京生まれで、2008年から諫早市在住10年の鈴木悦子さん(68)の写真展が好評です。
鈴木悦子さんは当時、学校法人鎮西学園「長崎ウエスレヤン大学」教授に招聘されたご主人・鈴木勇次さん<現在・諫早市美術・歴史館館長>とともに諫早市に移り住みました。以来、諫早市及び周辺の美しい自然に魅せられ、「諫早を撮ろう会」(講師・浜辺耕作さん)で写真の基礎から学びながら、身近な風景にシャッターを押し続けています。2010年には長崎県展入賞、2012年には全国公募の美術団体「三軌会」の写真部門展に入賞するなどめきめきと腕を磨き、2013年にはナガサキピースミュージアムで写真展「諫早讃歌」を開催して頂きました。

 
<諫早市「アトリエ向井」>         <「鈴木悦子写真展」>

今回の写真展は、写真のリアリズムに加えアートの色彩をふんだんに盛り込んだ異色の作品展で、諫早市東小路町の「アトリエ向井」<諫早市役所の東側・隣接「向井不動産」内>で2018年3月5日開幕、11日までの7日間開かれています。約60点、入場無料です。

 
<作品「有明海・軍艦島」>       <作品「カッティング・アート」>

作品は、身近な自然・風景の一瞬を切り取った「花」と「水」をテーマにしていますが、ファインダーで覗いた「美」に加え、アート感覚で造作が繰り返され、作品「カッティング・アート」は自作の写真作品をシュレッダーでカットし並べて張り付けて新たな作品としたもので、鈴木さんの写真を超えた芸術への挑戦…意欲を感じることが出来ます。
長崎新聞は、2018年3月3日「情報アラカルト・ギャラリー」と、3月6日の本紙で取り上げています。
 
3月6日・第13面「県南・県央」版に掲載された高比良由紀記者の署名記事です。

『      花と水テーマに鈴木さん写真展  11日まで、諫早
 諫早市城見町の写真家、鈴木悦子さん(68)の第7回個展が5日、同市東小路町のアトリエ向井で始まった。身近な風景に息づく「花」と「水」をテーマにした約60点が並ぶ。11日まで。無料。東京出身の鈴木さんは、2008年に同市に移り住み、同市の写真教室「諫早を撮ろう会」で学んでいる。11年から年1回の個展で発表し、全国公募展「三軌展」や県展などで入賞を重ねる実力派だ。今回初めて挑戦したカッティングアートは、花や日の出などの自作写真をシュレッダーで裁断、発色が美しい部分を黒の紙に帯状に貼り合わせた。白木峰高原のコスモスや本明川の流れなどの写真は、光や風を生かしながら鮮やかな自然の一瞬を切り取った。鈴木さんは「額縁と会う写真をイメージして撮影したり、撮影対象の位置に目線を合わせると違った風景に出会えたりする。写真の楽しみ方を伝えたい」と話した。 (高比良由紀)』

 鈴木悦子写真展は、2018年3月11日(日)まで、諫早市「アトリエ向井」で開催されています。お出かけ下さい。お問い合わせは、090-4675-3633・鈴木さんへお願いします。

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