2018/3/2 若い人で“日韓交流”を!

〇 仁位さん強調「若い人で“日韓交流”を!」

仁位孝雄さんの写真展「朝鮮通信使の道」が好評です。長崎新聞は開幕前の2月24日付・第4面情報欄「情報アラカルト・GALLERY●ギャラリー」のトップ掲載に続いて、3月2日付・第12面「ローカル・長崎近郊(県南・県央)」にも掲載されました。また、これより先、開幕初日(2月27日)にはテレビ3局の取材があり、いずれもその日に放送されました。ご紹介します。

●長崎新聞<2018・3/2> 「写真展・朝鮮通信使の道」・宮本宗幸記者の署名入りです。
 『朝鮮通信使ゆかりの地を巡り、関連する遺跡や資料などを撮影している対馬市出身の写真家、仁位孝雄さん(77)の写真展「朝鮮通信使の道」が、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。23日まで。朝鮮通信使は、朝鮮王朝が江戸期の日本に派遣した外交使節。対馬市などに残る関連資料は昨年10月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に登録されている。仁位さんは、1989年から通信使についての撮影を始め、写真展は2002年から本県や東京、韓国・釜山などで開き、今回が30回目。通信使が通った韓国・聞慶(ムンギョン)市の関所跡や、福岡県新宮町の相島(あいのしま)で振る舞われた料理の再現、通信使の行列を模した踊りなどを切り取った写真42点が並んでいる。仁位さんは 「特に若い人たちに日韓の交流の歴史を知ってもらい、現在の日韓関係を深めることにつなげてほしい」と話している。3、10の両日、午後1時半からは、同ミュージアムで仁位さんのギャラリートークがある。無料。(宮本宗幸)』

●NHK/KTN/NCC<2018・2/27>・放映時間順に紹介します。
*NHK長崎放送局・・・総合テレビ、正午の「NHKニュース」「イブニング長崎」などで放送されました。

 『朝鮮通信使に関する歴史的な資料がユネスコの「世界の記憶」に登録されたことから、通信使をテーマにした写真展が長崎市で始まりました。写真展は、対馬市出身で、およそ30年にわたって朝鮮通信使をテーマに作品を撮り続けている写真家の仁位孝雄さんが、昨年10月、ユネスコの「世界の記憶」に朝鮮通信使に関する記録が登録されたことを記念して、今日から、長崎市で開いています。会場には、仁位さんが通信使の足跡を辿って国内や韓国で撮影した写真およそ90枚が展示されています。このうち、京都市の泉涌寺が所蔵する「朝鮮通信使歓待図屏風」は、通信使の行列や日本側のもてなしを受ける様子を描いたものです。「世界の記憶」に登録された資料の一つですが、普段は公開されておらず、特別に許可を得て撮影されました。また、最後に来日した通信使が江戸幕府の代表と国書を交わした対馬市の金石城跡など通信使にゆかりのある各地の写真を見ることが出来ます。
 <仁位インタビュー> 「江戸時代のですね、日韓交流してきた朝鮮通信使の足跡を見ながら、若い人たちが今から先の日韓交流に尽力してほしい」
 この写真展はナガサキピースミュージアムで来月(3月)23日まで開かれています。』

*KTNテレビ長崎・・・「みんなのニュース」(午後6時14分~)で、2月25日(日)対馬市で開かれた「世界の記憶」登録祝賀イベントのレポートと合わせて放送されました。

『去年10月、ユネスコの「世界の記憶」に登録され注目を浴びる朝鮮通信使に関する記録、その舞台のひとつ、対馬で一昨日(25日)記念イベントが開かれました。     (イベント部分・省略)
 長崎市では今日から対馬市出身の写真家・仁位孝雄さん(77)が通信使の一行が歩いた道沿いの遺跡などを収めた写真展が始まりました。仁位さんは韓国も含め全国で写真展を開催していて、今回で30回目です。
 <仁位インタビュー> 「慰安婦像の問題とかいろんな問題でギクシャク、日韓関係はしています。若い人たちにですね、通信使から入って頂いて、歴史を勉強して貰ってですね、そして、日韓交流に若い人に尽力してほしいですね」
 写真展からもわかるように朝鮮通信使の資料は全国に点在していて、対馬市や(長崎)県は他の自治体とどう連携してPRして行くかも課題のひとつと言えそうです。』

*NCC長崎文化放送・・・「ス―パーJチャンネル・長崎」(午後6時30分~)で放送されました。

『昨年、ユネスコの「世界の記憶」に登録された朝鮮通信使をテーマにした写真展が長崎市で始まりました。朝鮮通信使は朝鮮王朝が徳川幕府に12回派遣した500人ほどの使節団で、韓国プサンから対馬に渡り、江戸へと入って来ました。写真展は、対馬市出身で(長崎)県美術協会の名誉会員・仁位孝雄さん(77)が往復4000キロに及ぶ朝鮮通信使が辿った道や貴重な資料、現在の日韓交流の記録など30年に渡り、国の内外で撮り貯めた2万枚以上の写真から42点を展示しています。
 <仁位インタビュー> 「対馬の金石城址ですけども、1811年最後の朝鮮通信使がですね、来た時には江戸に行かずに対馬でですね、国書交換しています。石垣だけは当時の江戸時代の石垣ですけども。(この)朝鮮通信使を通してですね、歴史を少し見て頂いたり勉強もして頂いて日韓友好に務めて欲しいと、特に若い人にお願いしたいと思ってますけど。」
 来月(3月)3日(土)と10日(土)のいずれも午後1時半からは仁位さんのギャラリートークも開かれます。「朝鮮通信使の道」~仁位孝雄写真展はナガサキピースミュージアムで来月(3月)23日までです。』

●仁位孝雄さん「ギャラリートーク(各45分予定)」<入場無料>
  *3月3日(土) 13:30~ 「文禄慶長の役から国書改ざん、国交回復まで」
  *3月10日(土)13:30~ 「朝鮮通信地の道(ソウルから江戸、日光まで)」

※ナガサキピースミュージアムへお越しの際は、長崎バス「グラバー園入り口」又は、路面電車「大浦海岸通り」で下車し、松ヶ枝国際観光ターミナルビル方向へ徒歩で2~3分です。隣接の県営駐車場は国際観光船入港の為使用できません。水辺の森公園内の県営常盤駐車場<30分120円>などをご利用下さい。
皆様のご来館をお待ちしています。
お問い合わせは、電話:095-818-4247、E-mail:museum@nagasakips.com  へお願いします。

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