2018/2/26 朝鮮通信使展

  〇 仁位孝雄写真展「朝鮮通信使の道」(2018・2/27-3/23)

長崎県対馬市出身で長崎県対馬支庁長などの要職を務めた元県職員・仁位孝雄さん(77)の写真展です。
仁位さんは在職中に対馬に勤務した際、1980年頃から郷土対馬に残る朝鮮通信使の足跡に注目し趣味のカメラで撮影を続けました。
取材も国内のルートだけでなく韓国にも及び、写真集も出版(2002年)するなど今回のユネスコ世界記憶遺産登録にも大きく貢献しました。

 
<広報用ご案内ポスター>        <2018年2月24日付・長崎新聞>

「朝鮮通信使」は、いわゆる“秀吉の朝鮮出兵”で破綻した日本と当時の朝鮮の国際関係を修復するために設けられたもので、両国間の平和安定のために日本側の要請に基づき朝鮮王朝が派遣した外交使節団です。1607年から1811年まで12回の記録が日韓両国関係先に保存されています。
2017年10月30日、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録されました。その記録・文書が歴史的に価値が高いと評価されたもので、日韓の民間団体が共同で申請していました。
ナガサキピースミュージアムの展示は2018年2月27日(火)から3月23日(金)午後4時までです。
写真を中心に約40点を展示しています。入館無料です。

ナガサキピースミュージアムでは展示期間中、仁位さんのギャラリートークを2回予定しています。
① 3月3日(土)13:30 「文禄慶長の役から国書改ざん、国交回復まで」
② 3月10日(土)13:30 「朝鮮通信使の道(ソウルから江戸、日光まで)」  *入場無料

ナガサキピースミュージアムは、長崎港松が枝国際観光ターミナルのそばです。
長崎バス「グラバー園入り口」、路面電車「大浦海岸通」下車で徒歩2~3分です。
お問い合わせは、☎095-818-4247、E-mail museum@nagasakips.com へどうぞ!

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