2016/5/31 ●ピースミュージアムそばに「ヒトツバタゴ」開花!

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ナガサキピースミュージアムの東側広場に「なんじゃもんじゃ」で知られる 『ヒトツバタゴ』の木が爽やかな白い花を付けています。
『ヒトツバタゴ』は南方系の樹木で、春から初夏の季節に雪のような白い花を付けます。長崎県では対馬の花として有名で、朝鮮半島に近い「鰐浦(わにうら)」一帯では数千本が自生しており、一斉に開いた花は濃紺の海を照らし、地元の人たちは「ウミテラシ」とも呼んでいます。また、各地では、見慣れない樹木ということで「なんじゃもんじゃ」などとも呼ばれ親しまれています。
ピースミュージアムそばの『ヒトツバタゴ』は一本で、2010年3月松ヶ枝埠頭が整備された際植樹され、6年目の今年初めて花を付けました。同時期に植樹された「水辺の森公園」のレストラン西側散歩道の『ヒトツバタゴ』も花が付いているようですよ。
 *「百人一首」展で “ヒトツバタゴ”御製歌碑紹介!(~2016・6/19)
「百人一首」展は、長崎県ゆかりの和歌作家100人にスポットを当て、歌碑を中心に紹介しています。5月27日(火)開幕し、6月19日(日)までの予定です。
『ヒトツバタゴ』は東京・明治神宮外苑や皇居内にもあり、昭和天皇は、1982(昭和57)年5月、吹上御所で対馬島民への想いを歌に詠まれました。
『わが庭のひとつばたごを見つつ思ふ 海のかなたの対馬の春を』
地元対馬では、同年、上対馬町西泊地区の景勝地に歌碑を建立しました。

160525・長崎「百人一首」展・0.98MB・対馬「御製歌碑」①・281KB・
<2016・5/24:長崎新聞>                           <昭和天皇御製歌碑>

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