2015/11/18 まさし会長に栄えある“長崎新聞文化章”

まさし会長に栄えある“長崎新聞文化章
~「古里に褒めてもらった気がする」~

「長崎新聞文化章」は、長崎新聞社が1955(昭和30)年に設立し、『文化、科学、平和などの分野で長崎県の発展に貢献した人を顕彰する』目的で毎年各分野から選考し贈呈しています。
2015年はさだまさし会長ら3人が選ばれ、11月18日(水)長崎市茂里町・長崎聞社の文化ホール「アストピア」で贈呈式が行われました。
緊張した表情で受賞したまさし会長は「ふるさとに褒めてもらった」と喜ぶとともに「長崎をもっともっと全国に伝えて行きたい」と抱負を語りました。
贈呈式には、さだ企画グループ・佐田繁理CEOをはじめ、ピーススフィア貝の火運動の徳安恂理事長ら理事3人も同席し栄えある文化章受章を祝いました。

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<長崎市茂里町・長崎新聞社><2015年11月19日付・長崎新聞記事>

 今回の受章者は、まさし会長(63歳)が文化・教育部門で受章したほか、平和・福祉部門で長崎原爆被災者協議会会長の谷口稜曄(すみてる)さん(86歳)が、文化・教育部門で長崎県音楽連盟理事長の松川暢男さん(75歳)が選ばれました。
19日付長崎新聞は本編で、選考委員会の調長崎大学副学長が『俯瞰的な視野に立ち、地道に平和や地域の在り方を自らの行動で具体的に示してきた人ばかり。時宜にかなった選考」と報告』、更に、『さだ氏は「精霊流し」に代表される長崎にちなんだ楽曲や小説を手がけ、本県の魅力を発信』と紹介。祝賀会編では『さだまさしさんは1973年にフォークデュオ「グレープ」でデビュー。「精霊流し」などの楽曲や小説、20年にわたる平和コンサート開催など長崎の魅力を全国に伝えてきた。バイオリンのプロを志し中学1年で単身上京。20歳で挫折し帰郷したことを振り返り「いつも古里に救われてきた。古里に恩があるから一生懸命、日本中で話している。受章について「古里に褒めてもらった気がする。もっと長崎を宣伝していきたい」とにこやかに語った。』と述べています。

①受章者3人・113KB ③登場・115KB ④長崎新聞社社長挨拶・111KB ⑤まさしさん受章・115KB
贈呈式風景(写真提供・長崎新聞社)

 更に、長崎新聞第一面のコラム「水や空」では、『バイオリニストを志して中学1年で長崎を離れた少年にとって、故郷は常に恋しい場所だった。「挫折する度に逃げ帰ってきて、もう一度トライする場所」。それが、さだまさしさんの長崎▲(中略)▲祝賀会のスピーチで「ふるさとに褒めてもらった気がする」とさださん。主催者側の一人として、何よりうれしい一言だった。』と締めくくっていますが、新聞に書かれていないスピーチの一節をご紹介しますと、まさし会長は会場にお祝いに駆けつけた長崎⑥まさしさんお礼の言葉・105KB新聞社の元文化部長・宮川密義さん(81歳)や元NBC長崎放送のTVディレクターで貝の火運動の徳安恂理事長(77歳)らを目にとめると、『今日は、連載小説「ちゃんぽん食べたかっ!」のラストで書いた長崎新聞の宮川さんや松ヶ枝のピースミュージアムで頑張って頂いているNBCの元テレビディレクターの皆さんお見えですが、デビュー以来、長い間、ず~っと支援して頂いています。』と紹介し“感謝と労う気持ちを贈る”心配りを見せていました。
コンサートに講演、執筆と多忙な日々を送るまさし会長。この日も贈呈式を終えると帰京のため長崎空港へ文字通り飛び出して行きました。健康に留意しこれからもGAMBAって下さい。頼りにしていますよ!

*追記) まさし会長の長崎県関係顕彰は、「長崎県民栄誉賞」(1996・平成8年8月5日)、「長崎市栄誉市民」(2004・平成16年4月13日)の2賞・称号があります。

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