2015/6/7 市川市散策で見つけた「まさしの木」と「平和の碑」

市川市散策で見つけた「まさしの木」と「平和の碑」
~市川市「真間山弘法寺」~

●さだまさし奉納「縁結び 桂(かつら)のき」

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<手児奈霊神堂>
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<まさしの木(右)>

「真間山弘法寺(ままさんぐほうじ)」は、奈良時代の737(天平9)年、名老僧行基が創建と伝えられる日蓮宗本山(由緒寺院)で、市川市真間4丁目、木内ギャラリー近くにあります。
本殿を下った所に、万葉集にも歌われた、多くの男性が言い寄ったという絶世の美女「手児奈(てこな)」を祀る「手児奈霊神堂」があり、その境内にまさし会長奉納の「桂の木」が繁っています。
そばに設置してある説明板には『奉納 「縁結び 桂(かつら)の木 さだまさし殿」』とあり、奉納の経緯が書かれています。
 『桂(かつら)の木は縁結びの木として霊験が顕著といわれています。この桂の木は昭和五十六年(*1981年)七月二十六日 第三回 市川ほおずき市に、当時市川市に在住していた 歌手さだまさしさんが奉納されたものです。また、この手児奈霊神堂には、安産・子育てに殊更ご利益があると伝承されている「手児奈霊神」がお祀りされています。』
「桂」は高さが30mまで大きくなるそうですが、「まさしの木」は高さ5~6mに成長しています。この時期は碧を蓄えていましたが、葉がハートを想わせる形をしており、紅葉し落葉する秋には甘い香りを漂わせるということです。「縁結び」にぴったりのまさしの木ですね。
因みに桂の木は耐久性があり、昔から伝統の将棋・碁の盤として使われていますが、これも「永久の愛」につながっているようですね。貴方も大切な人とお出かけになって下さい。

詳細は、市川市真間4-9-1 ☎047-371-2242 真間山弘法寺へお尋ね下さい。

●真間稲荷神社「平和の碑」碑

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<真間稲荷神社>
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<「平和の碑」碑>

「まさしの木」がある「手児奈霊神堂」に隣接し「真間稲荷神社」があり、鳥居をくぐったすぐそばに今次大戦に出征し戦死した兵士を慰霊・顕彰する「平和の碑」が設置されています。
碑銘によりますと、兵士はこの神社で祈願し出征した39人で、一人一人の名前が刻まれています。
昭和40年代(1965-1974)に建設された模様で、建立趣意書には『ココニ刻ム人々は、当社前ヨリ歓呼ノ声ニ送ラレテ散華シタ英霊ノ芳名デアル。戦後二十有余年 日本ハ驚異ノ発展ヲ遂ゲタガ コレ偏ニ出征将士ノ力戦苦闘ニヨルモノデ 国民ノ深ク感謝スルトコロデアル 私達当社氏子中戦没将士ヲモツ遺族トシテ、コレラ英霊ノ尊イ犠牲的精神ヲ永久ニ、伝エルベク、平和ノ碑ニ記シ茲ニ顕彰スルモノデアル。』とあります。
2015年は終戦70年。各地で平和を願う様々な取り組みが展開されています。貴方も、「まさしの木」をご覧になった後、この「平和の碑」をお尋ね下さい。

詳細は、真間稲荷神社 ☎047-322-1798へお尋ね下さい

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