「聖福寺」は、長崎の唐寺の一つで黄檗宗の名刹です。日中国際交流の歴史を色濃く残していますが、老朽化で倒壊の危機も出ており、地元では、ピーススフィア貝の火運動の会員でもある宮川雅一さん（元長崎市助役・長崎史談会名誉会長）が中心となって「長崎万寿山聖福寺大雄宝殿修復協力会」を結成し募金活動などを続けています。
聖福寺は、さだまさし会長原作の映画「解夏」の舞台にもなり、さだ会長も修復支援に協力しています。
今回のキルト展は、江戸時代創業の山口酒造（筑後の銘酒「庭のうぐいす」）10代蔵元に嫁いだキルト作家・山口怜子さん（1944年大分県生）が聖福寺修復の趣旨に賛同して開かれるパッチワークキルトの作品展で、これまでの作品の中から選ばれた大作約100点が展示されます。

●展示会名：山口怜子の世界～パッチワークキルト展
●開催期間：2014年10月3日（金）～12日（日）
●展示会場：長崎県美術館「県民ギャラリー」
〒850-0862　長崎市出島町2-1　☎095-833-2110
＊長崎万寿山聖福寺大雄宝殿修復協力会　☎095-822-4605
●入場料金：前売券700円・当日券1000円・高校生以下無料