2020/3/24 “核禁条約”内外で前進!

〇アフリカのナミビア共和国が20日、核兵器禁止条約を批准しました。


<ICAN Japanese*3月23日>


<「原水協通信*3月22日版>

ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)国際委員の川崎哲さんからの連絡によりますと、アフリカのナミビア共和国が3月20日「核兵器禁止条約」を批准しました。
「核兵器禁止条約」は2017年7月7日、国連で122か国の賛成で採択され、加盟各国で署名・批准が続いており、批准は、今回のナミビアが36か国となりました。アフリカでは、ガンビア、南アフリカに次いで3番目です。批准書が50か国になりますと核兵器禁止条約は“発効”します。あと14か国です。署名は81か国に達しており、ICAN国際委員・川崎哲さんが2月24日長崎で開かれた講演会で紹介したように、“年内批准達成”へ向かって前進しています。
一方国内では、アメリカの“核の傘”に守られていることなどを口実に「核兵器禁止条約」に背を向けている日本政府に対して、“被爆国の良心”として批准を求める全国自治体の意見書や請願の採択が続いていますが、20日付の長崎新聞は、全国で初めて岩手県で全市町村が請願を達成したと伝えています。
この結果、全国自治体中これまで採択・決議したのは444(全国自治体1788の25%)となりました。
長崎県では長崎市・雲仙市・五島市・西海市・対馬市と長与町・東彼杵町の5市2町が「核兵器禁止条約」の早期批准を求める意見書を採択し、日本政府に送付しています。


<2020・3/20:長崎新聞>

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