2019/8/8 南相馬の子どもたち⑥ 長崎

〇南相馬の子どもたち~炎暑の中で“平和ゾーン”研修!

8日の長崎は最高気温が35度を超える炎暑です。
南相馬の子どもたち11人は全員元気で、今日は原爆関連の“平和ゾーン”の研修に励みました。
朝一番は「爆心地公園」。上空400mで炸裂した原爆の脅威・惨劇の概略のレクチャーを受けたあと全員で爆心地碑前に整列し爆死した7万を超える人々に黙祷を捧げました。

長崎原爆資料館では小学生と中学生の2つのグループに分かれ「平和案内人」のボランティア・ガイドさんの案内で館内の被爆資料を見学、改めて原爆の非人道性を学び、戦争がもたらした悲劇を深く心に刻みました。
 

平和公園の一角では、原爆で廃墟となった浦上天主堂の瓦礫の中から見つかったアンジェラスの鐘~“長崎の鐘”のミニイベント「長崎の鐘を鳴奏会」に飛び入り参加し、大勢の人たちと一緒に鳴らし平和を祈りました。
 

カトリック浦上天主堂近くに設置された「キリシタン資料館」では、居合わせた岩波智代子館長から原爆で信徒1万千人中8500人が犠牲になった事やキリシタン弾圧の歴史の一端を話して頂きましたが、子どもたちは改めて長崎のキリシタン史に大きな関心を寄せていました。
 

このあと、午後からは平和会館で開催される「青少年ピースフォーラム」に参加し全国の小中学生と平和を学ぶとともに、交流することにしています。
明日、9日は被爆者慰霊平和祈念式典に参加。全日程を終え福岡空港経由で南相馬へ帰郷予定です。

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