2019/8/6  南相馬の子どもたち④ 上五島

〇台風前に、上五島の海で楽しむ!(2019・8/4-5)
台風8号の動きを気にしながらの上五島町でした。直撃が予想されたため予定していた五島椿・搾油体験を取り止め、蛤浜海水浴場での遊泳を4日午後に加え・5日午前にも追加しました。

 
子どもたちが楽しみにしていたのは遊泳だけではありません。一番は海の遊具「バナナボート」と「フライング・チェアー」です。いずれも海のモーターバイクでけん引し、20~30km/Hのスピードで会場を飛ぶように走ります。子どもたちは海に落ちないように必死にボート・チェアーにしがみつきます。悲鳴もバイクの轟音でかき消されますが、“一瞬の恐怖体験”が終わると楽しい笑顔があふれます。

 
 
5日には、長崎新聞社の取材がありました。山本陽一記者のインタビューに男女2人が代表で答えました。
その模様は、6日付の紙面に掲載されました。
 
長崎新聞・8月6日付:第11面(ローカル) 『夏休み 新上五島町を満喫』 です。
『東日本大震災で被災した福島県南相馬市の小中学生11人が3~5日、新上五島町を訪れ、島の夏休みを楽しんだ。長崎市出身のシンガー・ソングライター、さだまさしさんの提唱で設立された「NPO法人ナガサキピーススフィア貝の火運動」が毎年企画し、7回目。美しい自然を満喫し、原爆の惨禍から復興した長崎について学んでもらう目的がある。南相馬市教委によると、東京電力福島原発事故の影響で地元の海の立ち入りは制限されていた。今年は市内で海開きがあったが、保護者の中には現在も海に入ることに不安を感じている人もいるという。5日は、同町七目郷の蛤浜海水浴場で波打ち際を走り回ったり、泳いだりして子どもたちは楽しそうな声を上げた。同市立原町第一中2年の佐藤美咲さん(13)は「きれいな海が楽しめるので昨年に続いて参加した。大人になっても何度でも来たい」と話した。一行は5日、長崎市に移動。9日の平和祈念式典に参列する。(山本陽一)』
南相馬の子どもたち長崎招待~「夏季体験学習」4日目の6日は、「長崎ペンギン水族館」見学と大村市の農業関連施設「おおむら夢ファーム・シュシュ」で農産物加工体験に参加します。

 

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