2019/3/1 3月10日:長崎・東京の平和イベント!

〇 3月10日:長崎・東京の平和イベント!

長崎では国際ジャーナリストでシリアに3年以上も拘束されていた安田純平さんと最近、外務省から海外取材のための旅券返納命令を受けた常岡浩介さんの2人を迎えて“言論の自由と知る権利”を、また、“戦争の真実とジャーナリストの責任”を考える講演会が開かれます。
東京では、長崎・広島の被爆体験継承同様、大きな問題を提起している「東京大空襲」の体験継承をどうしたら良いのか、直木賞作家・中島京子さんの講演を中心に被災者の証言やピアノ演奏などを交えて“東京大空襲を語り継ぐ集い”が開かれます。いずれも参加費が必要です。


<長崎平和会館ホール>     <江東区文化センターホール>

 ●長崎:「安田純平、シリアを語るー戦争の真実とジャーナリストの責任」
    3月10日(日):長崎平和会館ホール<長崎原爆資料館隣接>
     13:30開場・14:00開演 *入場料1000円(学生無料)
主催するのは、30年に渡り長崎の市民運動の拠点の一つとして活動している「市民運動ネットワーク長崎」、長崎県内外のマスコミOB・現役や市民で構成している「言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会」、長崎のマスコミ関係5社の労働組合で構成している「長崎マスコミ文化共闘会議」の3団体です。
主催者のメッセージが届いています。
 『2015年から3年以上にわたってシリアで拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが、昨年の10月末解放されて無事に帰国しました。なぜ危険な紛争地域の取材に行こうと思ったのか、拘束生活はどのようなものだったのか、拘束されている間何を考えていたのか、同じ拘束体験を持つ長崎出身のジャーナリスト常岡浩介さんとの対談でじっくり語っていただきます。また、常岡さんは海外取材のための旅券返納命令を受けています。戦争の真実を人々に伝えることとは? ジャーナリストの果たす責任とは? 一緒に考えましょう。』
※問い合わせは、090-8398-5772(関口)、090-8414-2398(門)へお願いします。

●東京:「東京大空襲を語り継ぐつどい~東京大空襲・戦災資料センター開館17周年」
    3月10日(日):江東区文化センターホール<東陽町>
     13:00開場・13:20開演 *参加費500円(高校生以下無料):定員500名(先着順)
主催するのは、東京大空襲・戦災資料センター内の 「東京大空襲を語り継ぐ実行委員会」です。
連絡先は、〒136-0073 東京都江東区北砂1-5-4 電話03-5857-5631

 
(江東区文化センター)

主催者のメッセージが届いています。
 『1945年(昭和20年)3月10日未明、約300機のアメリカ軍爆撃機B29が、東京下町を目標に焼夷弾による無差別爆撃を行いました。一帯は火炎地獄と化し、罹災者は100万人をこえ、推定10万人もの尊い命が失われました。東京は3月10日を含めて100回以上の空襲を受け、市街地の5割を消失しました。1970年から「東京空襲を記録する会」が空襲の実態の掘り起こしを進めましたが、東京都は1999年に「平和祈念館」建設計画を凍結。記録する会と財団法人政治経済研究所は、やむにやまれぬ思いで民間募金を呼びかけ、4000人超の方々のご協力を得て、2002年3月9日に東京大空襲・防災資料センターが開館しました。開館から17年間、多くの会員のご支援のもと、民立民営の平和博物館として、来館者に空襲の実相、いのちと平和の尊さを伝えてきました。空襲体験者の引退が迫るなか、現代の来館者の関心・ニーズに応えられるように、現在リニューアルも進めています。』
「東京大空襲を語り継ぐつどい」では、直木賞作家・中島京子さんの講演「記憶を受け取る~想像力の鍛え方」をメインに、佐藤雅子さんの“体験を語る”~「忘れられない空襲の記憶」証言や、ピアノ演奏・歌、被災センターの活動報告などが予定されています。貴方も是非ご参加ください。

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