2019/3/3 公文先生がんばれ!

● 公文先生がんばれ!~「シロアムの園」拡張計画~
アフリカのケニアで初めて障がいある子どもに手を差し伸べた医師・公文和子さんは2014年、療育支援
施設「シロアムの園」を設立し、現在、80余人の子どもたちをケアしています。小児科医師として現地を訪れた公文先生が心を痛めたのは、行政から見捨てられた状態の障がい児たちでした。公文先生は、元気な子ども同様に“輝く瞳”を見た時、「シロアムの園」開設を決意しました。

さだまさし会長と公文和子医師の出会いは丁度その2014年でした。映画『風に立つライオン』の撮影応援で現地を訪れたさだ会長に取材班・NHKのスタッフがもらした言葉・・・「日本人女性の小児科医がいて、彼女はキベラというスラム街にも平気で入って行く」。公文医師の話を聞いたさだ会長がその後「風に立つライオン基金」設立に至ったのは多くの関係者がご承知の通りです。

<公文和子医師&さだまさし会長>

2019年1月末、公文和子医師からナガサキピースミュージアムを始め、日本各地で「シロアムの園」を支援する人たちに、「シロアムの園」拡張計画と建設資金寄付のメッセージが届きました。
『シロアムの園が始まってから4年間。現在私たちは、ケニアのナイロビ郊外の施設で、障がいのある子どもたちやご家族を受け入れ、包括的なケアを行っています。口コミだけで、次々と子どもたちが集まってきており、2019年1月現在、3LDKの借家施設に登録延べ人数は84名、登録を待つ待機者リストには35名の子どもたちが並んでいる状態です。シロアムの園で療育を受けることが出来ない子どもたちは、どこにも行き場がない子どもたちがほとんどで、実際に待機時に連絡を入れて見ると、既に亡くなってしまっていることもあります。今後も受け入れを求める子どもたちは増えていくと思われます。私たちは何とかこの子どもたちの行き場を作ってあげたいと、心から思っていますが、現状の施設の大きさでは、難しいと言わざるを得ない状況です。さらに、私たちが施設を運営している場所は借家であり、次の契約時に更新することが出来る保証がありません。そうした状況を解決するために、私たちは新たに土地を購入し、そこに新しい施設を作りたいと考えております。
購入予定の土地の価格は、日本円にして約2200万円。一昨年のクラウドファンディングの余剰金や皆様からの日頃のご寄付により、既に約660万円の前金の支払いを終えており、残りの1540万円を新たに2019年5月末までに集めなければなりません。
一人でも多くのケニアの障がい児たちが輝ける場所を作るために、ご支援をお待ちしております。
シロアム園代表 公文和子』
*支援方法は次の通りです。
①直接寄付(全額寄付)
[銀行] ゆうちょ銀行   [店名] 四四八(ヨンヨンハチ)  [店番] 448
[預金項目] 普通預金  [口座番号] 4994267     [名義] シロアムの園
※お振込み後、ご連絡先(お名前・メールアドレス・支援額)を下記「シロアムの会」へ
お知らせ下さい。公文医師からのお礼メール、講演会へのご招待など差し上げます。
Kayoko.iguchi29@gmail.com

②クラウドファンディング(クレジットカード払い)
http://readyfor.jp/projects/thegardenofsiloam

● 「ナガサキピーススフィア貝の火運動」パネル展
大切な命を守るために~アフリカ医療活動の軌跡~
2019年3月15日(金)~20日(水) *18日休館
神奈川県川崎市・宮前市民館ギャラリー *入場無料

 

パネル展「大切な命を守るために~アフリカ医療活動の軌跡」は、映画『風に立つライオン』のモデルにもなった長崎大学熱帯医学研究所を中心に、50年に及ぶ長崎大学のアフリカ・ケニアでの医療支援、2005年から外務省医官を退職してスーダンで活躍する「ロシナンテス」(川原尚行医師)の医療支援、それに公文和子医師のケニアにおける障がい児支援活動を取り上げています。

  
ピーススフィア貝の火運動のボランティア組織「ピーススフィア関東」が2018年2月18日(日)~20日(火)東京都文京区「文京シビックセンター」で開催し大好評を博したのを受けて、新たに生まれた川崎ボランティアグループが2018年9月から2019年3月まで全4回、川崎市内で開催しています。

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