2018/10/12 2つの“ピーストーク”ご案内

〇長崎:2つの“ピーストーク”ご案内(2018年10月)
 *『山本太郎・国会最前線直球トーク』<2018・10/28>

映画出演でブルーリボン賞も受賞した経歴を持つ参議院議員の山本太郎さんが長崎にやって来ます。
長崎県内外のマスコミOB・現役が中心となって結成している「言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会」が主催する『第6回言論ながさき講演会』の講師として来崎するもので、憲法改正を目指す安倍政権の動向など最新の“国会最前線”の情報を歯に衣を着せぬ独特の語り口でストレートにお話されるそうです。
 
「言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会」からメッセージが届いています。
 『安倍政権下で景気拡大は戦後最長に迫ると言われていますが、国民生活は一向に楽になりません。その一方で防衛費は、来年度5兆4000億円に達し、過去最大となる見通しです。森友、加計学園問題では安倍首相による国政の私物化、昭恵夫人への忖度と公文書改ざん、虚偽答弁などが明らかになりました。しかし、安倍首相は政治責任を取らず、関与した官僚も処罰されませんでした。この現実を批判したマスコミは、言論抑圧を受けています。憲法改正が強引に進められる恐れもあります。日本はどうなるのでしょうか? 国会で政府を鋭く追及する山本太郎参議院議員のお話を聞き共に考えます』

◆日時:2018年10月28日(日)14:00開演<13:00開場>
◆会場:長崎大学医学部記念講堂<医学部正門を入ってすぐ右の建物>
               (長崎市坂本町1-12-4*駐車場はありません)
◆資料代:500円(大学生以下無料)
◆問い合わせ先:事務局・090-8398-5772

◎山本太郎(やまもとたろう)
1974年生まれ。兵庫県宝塚市出身。参議院議員(自由党共同代表)・俳優。原発、TPP、労働問題、社会保障制度改革、表現の自由にかかわる問題などについて国会で政府を鋭く追及するとともに問題解決のため国会の外でも活発に活動している。俳優としてブルーリボン賞助演男優賞などを受賞。主な著書に「みんなが聞きたい安倍総理への質問」、「独り舞台脱原発・闘う役者の真実」等がある。

*『米国の絵本作家ピーストーク』<2018・10/16>
第6回核兵器廃絶地球市民集会ナガサキ(11月16日-18日・長崎市)のプレ企画として実施されます。
絵本作家は米国人の2人です。一人は、ノーベル化学賞受賞者のロアルド・ホフマンさん。もう一人は、ピーススフィア貝の火運動の会員さんらが取り組んだ岡山の平和イベントでおなじみの詩人、アーサー・ビナードさんです。
地球市民集会ナガサキに取り組んでいる元NBC長崎放送のアナウンサーで、福岡市在住の後藤妙子さんからメッセージが届いています。
 『核廃絶に向けて、世界の専門家から市民まで幅広く討議するという趣旨で開かれてきた「核兵器廃絶地球市民集会ナガサキ」の第6回の今年の日程は11月16日(金)~18日(日)で、詳しくはホームページでごらんいただけますので、ご興味がおありの分科会などにぜひご参加いただきたいと思います。
また、この中で、今年は、私が提案した「絵本」を軸にした2つの企画が取り入れられることになり、添付の資料をごらんいただいて、関心を持っていただけましたら、どうぞご参加ください。
「核兵器廃絶」と「「絵本」とは、はるかに遠く距離のある、交わることもないもののように思われるかも知れませんが、実は世界の絵本作家たちは、これからを生きる子供たちへ、いかに平和な世界を構築してもらうためのメッセージを伝えるか、相当の力をこめて仕事をしており、戦争や平和を考える優れた絵本がたくさんあることを、大人は意外に知りません。優れた絵本は大人にとっても学べる教材です。鶴さんの作品「いのちの音」もその中のひとつだと思います。
これまでは、「市民集会」とはいえ、専門的な色彩が強かった「核兵器廃絶地球市民集会ナガサキ」の中に、今回はぜひ、子育て中のおかあさん、おとうさん、おじいちゃん、おばあちゃんたちにも参加してもらえる場をつくりたいと、提案したところ、実行委員会で私の思いを汲んでいただき、2つの企画が実現することになりました。』

◆日時:2018年10月16日(日)13:50開演<13:00開場>
◆会場:NBCビデオホール<NBC放送会館隣接別館「ソシア」3F>
               (長崎市上町1-35*駐車場はありません)
◆入場無料※絵本の展示販売・サイン会もあります
◆問い合わせ先:事務局・095-844-9923

ロアルド・ホフマン(Roald Hoffman)
1937年ポーランド(現在のウクライナ)生まれ。アウシュビッツを生き延び、
49年、アメリカに移住。1981年度のノーベル化学賞を福井謙一さんととも
に受賞。劇作家でもあり、アウシュビッツを題材にした作品は、八千草薫、吉
田栄作などによって日本でも上演された。この10月初旬には、長崎の被爆
者をモデルにした絵本『ざっそう』を出版。

 

 

アーサー・ビナード(Arthur Binard)
1967年ミシガン州生まれ。広島市在住。詩作、絵本の創作、翻訳、エッ
セイなど著書多数。核問題にも精通し、九条の会会員。広島の原爆ドーム
を主人公にした『ドームがたり』(2017)は、この春、全国学校図書館協議
会と毎日新聞主催による日本絵本賞を受賞。文化放送でラジオパーソナリ
ティーも務めている。

コメント投稿は締め切りました。