2018/9/14 「教会の見える景色」新聞掲載

ナガサキピースミュージアムで開催中の『教会の見える景色』巻田喜昭展が、9月14日付の読売新聞に掲載されました。


【9月14日付 読売新聞】

〈教会の見える風景 作品展 長崎出身・巻田さん 50点並ぶ〉との見出しで掲載されています。全文をご紹介します。
『長崎市出身のイラストレーター、巻田喜昭さん(76)の作品を集めた「教会の見える景色 巻田喜昭展」が、同市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を記念して企画され、軽快なタッチの作品に多くの人が見入っている。10月8日まで。
 巻田さんは県立長崎東高を卒業後、地元での会社勤務を経て、現在は福岡で活動している。作品は、パソコンで作画し、プリンターで印刷する「デジタル版画」と呼ばれる手法で制作。会場には、世界遺産に登録された教会のある風景など計約50点を展示している。
 このほか、母校や新しい県庁が見える市街地、長崎港の夜景などの作品も並ぶ。巻田さんは「理屈はいらない。きれいねぇ、よかねぇ、と思ってもらえればうれしい」と話している。
 午前9時半~午後5時半(最終日は午後2時まで)。9月18,25日、10月1日は休館。入場無料。問い合わせは同ミュージアム(095・818・4247)へ。』

また、少し遡りますが、世界文化遺産登録が決定した7月には、長崎新聞でも大きく取り上げられました。


【7月3日付 長崎新聞】

カラー写真とイラスト付きで掲載されています。全文をご紹介します。
『長崎市出身で福岡県太宰府市在住のグラフィックデザイナー、巻田喜昭さん(75)が、世界文化遺産登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産となっている教会などのイラストを完成させた。
 イラストは、国宝の大浦天主堂(長崎市南山手町)や島原・天草一揆の舞台となった原城跡(南島原市)などを立体的に描写。地域や世界遺産関連などのグループ別に、ポスターとしてまとめている。
 ライフワークとして故郷長崎の風景を描いている巻田さんが、県内外の教会を描き始めたのは13年ほど前から。パソコンのソフトを使い、正面だけでなく側面も後方も分かるように角度を付けて描くなど工夫を凝らしている。
 巻田さんは9月、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで「教会の見える景色」と題した展示会を開く予定。「生家の塀の向こうには教会があり、長崎の人にとって身近な存在。登録が決まり、温めてきた作品がようやく日の目を見る。たくさんの人にイラストを見てほしい」と話した。
 問い合わせは巻田さん(メールアドレスstudio.m.yoshiaki@gmail.com)。(松岡佑佳)』

『教会の見える景色』巻田喜昭展は10月8日(月・祝)まで開催しています。入館は無料です。皆様のお越しをお待ちしております。

コメント投稿は締め切りました。