2018/4/29 ダクタリ・ジャパニ展

〇”アフリカで頑張る日本のお医者さんたち”展(~2018・5/20)

さだまさし会長の楽曲「風に立つライオン」の舞台となったアフリカ・ケニアでの医療支援活動等が拡がっています。
パイオニアとなった長崎大学医療チームの活躍は大学を挙げてのインフラ整備へ拡大、また、従来医療の手が届かなかった障がい児たちへの支援も広がりを見せています。
現地では、中心となっている日本からのお医者さんのことを親しみを込めて『ダクタリ・ジャパニ』(スワヒリ語)と呼んでいます。
長崎大学が現地での活動を始めて52年、障がい児のケアを始めて3年余りの「シロアムの園」(公文和子医師)・・・ダクタリ・ジャパニの活動を紹介する企画展です。ナガサキピースミュージアム開館15周年記念の第2弾です
4月25日(水)のNHK-TV・NEWSに続いて、長崎新聞が29日(日)付けで掲載しています。

長崎新聞の記事全文を紹介させて頂きます。

 『ケニアで障害児のための支援施設を造った公文和子医師の活動とともに長崎大のアフリカ医療支援を紹介する企画展が、長崎市松が枝町の「ナガサキピースミュージアム」で開かれている。5月20日まで。
 公文医師は和歌山県出身。北海道大学医学部小児科を卒業した後、西アフリカのシエラレオネや東南アジアのカンボジアで病院に勤務。2002年、単独でケニアに移住し、現地で放置されていた身体・肢体不自由児の救済に乗り出そうと、障害のある子どもとその家族を対象とした療育支援施設を14年に創設した。
 同年、さだまさしさんがケニアで汗を流した長崎大の医師らの姿を描いた映画「風に立つライオン」の撮影の応援をするため現地に行った際、資金不足に困っている公文医師と出会った。このことが契機となり、さださんが公益財団法人「風に立つライオン基金」を翌年設立させた。
 同ミュージアムの開館15周年を記念した企画展では、同施設に通う子どもたちのグループ療育の様子や日常生活などの写真37点のほか、1966年からアフリカに医療チームを派遣している長崎大の活動を紹介する写真28点も展示している。
 午前9時半~午後5時半(最終日は午後2時閉館)。入場無料。5月1日と月曜休館。(古瀬小百合)』

ナガサキピースミュージアム開館15周年企画展 『ダクタリ・ジャパニの軌跡~長崎大学から「シロアムの園」~』は、5月20日(日)まで開催しています。お出かけ下さい。

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