2016/1/4まで ●20周年記念展・長崎浜屋で開催中!

さだまさし会長が提唱して生まれた「ピーススフィア貝の火運動」が20周年の節目を迎えました。情報発信基地である「ピースミュージアム」が取り組んだ企画展は200を超えていますが、市民の平和運動として実施したテーマは「戦争・原爆」にとどまらず「芸術・文化」の広範な分野を主軸に各方面の注目を集めながら今日を迎えました。財政面・活動面で支えて頂いた全国の会員・ボランティアの皆様を初め、各界・各層の皆様に厚くお礼を申し上げますとともに、これからのご支援を改めてお願い申し上げます。
*展示タイトル・225KB*正面タイトル・239KB *展示風景①・225KB *グッズコーナー・239KB
「20周年記念展」は、長崎市の繁華街・浜の町商店街のど真ん中にあるデパート・長崎浜屋の8F催事場で実施しています<2015年12月29日~1月4日>。200を超えるピースミュージアム企画展から20企画を選び展示しています。
さだまさし会長の「40年の軌跡」展を初め、原田泰治名誉館長のピエゾグラフ作品、アメリカの女流現代美術作家ジュディ・アスブリーさんの「長崎、永遠の平和」作品から、2016年に世界遺産が期待される「長崎の教会群」関連の写真・模型作品など約400点を掲示しています。
また、いつものように「募金箱」及び「グッズ販売コーナー」を設置しています。入場無料です。是非、お出かけ下さい。

*ごあいさつ②UP・204KB●ごあいさつ
『 終戦・被爆70周年の2015(平成27)年。皆様には様々な“想い”でこの一年をお受け止めになられたかと思います。

今から20年前、1995(平成7)年、さだまさしはひとつの決心をしました。
『過去を振り返り、括るのではなく、これから50年、100年に向かって“平和”の発信を続けて行きたい!』・・・「ピーススフィア貝の火運動」が生まれました。
「ピーススフィア」は「Peace Sphere」(平和な球体)で、「平和な地球」。「貝の火」は宮沢賢治の童話で、動物の世界の宝物である“貝の火”が悪い行いで鎮火したストーリーを通して“慈しむ心の大切さ”“いのちの尊さ”を描いています。
運動は、“未来の子どもたちに平和な地球を!”をモットーに、平和を希求する会員・ボランティア及び地元、長崎県・長崎市をはじめ各界・各層の多くの皆様に支えられ国内外へ大きく拡がりました。
この間、2003(平成15)年に建設した情報発信の拠点「ピースミュージアム」は広範な市民に開放し、戦争・紛争・原爆にとどまらず、芸術・文化から人権・差別・環境・医療・教育・福祉・災害支援などの種々の分野をテーマとした企画展示を200回以上も実施しました。また全国でもボランティアを先頭に広報活動を展開するとともに、地域の環境・福祉など様々なイベントに積極的に参加し、“平和なネットワーク構築”を図りました。
運動は公的資金を一切求めず、“市民運動”として全て会費・物販益金・募金だけで運用しており、多くの皆様のご支援がなければ20年間もの継続は出来ませんでした。

今回、株式会社浜屋百貨店様のご支援で「ピーススフィア貝の火運動20周年記念~ピースミュージアム特別企画展」を開催できますことは、スタッフ一同最大の喜びでありますとともに「これからも頑張れ!」との激励を頂いたものと身が引き締まる思いに駆られています。会場には運動を象徴する企画展を20選し展示しています。
改めて、未来の子どもたちに「平和な地球」を手渡すことが出来るように進んで行きたいと思います。ありがとうございました。

2015(平成27)年12月吉日

NPO(特定非営利活動法人)
ナガサキピーススフィア貝の火運動
「ナガサキピースミュージアム」
会    長・さだまさし
名誉館長・原田泰治
理 事 長・徳安  恂

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