2014/9/5 長崎新聞連載『ちゃんぽん食べたかっ!』スタート

作家・さだまさし会長初の新聞連載小説です。長崎新聞創刊125周年を記念して誕生しました。まさし少年が上京し様々な事情で挫折し帰郷、フォークデュオ「グレープ」を結成するまでを描く自伝的青春小説です。3面・総合版に掲載されています。

140905・長崎「まさし連載スタート」242KB長崎新聞5日付「ちゃんぽん食べたかっ!

冒頭は長崎をこよなく愛するまさし会長らしく、ナント“長崎土産”でした。
『 美味(おい)しい長崎土産はどれも重たい。
カステラ、大村寿司、蒲鉾(かまぼこ)・ちくわなどの俵物、長崎牛、びわゼりー、鯨肉、唐人菜(とうじんな)、五島・壱岐の雲丹(うに)、カラスミ、吉宗(よつそう)の蒸し寿司・茶碗蒸し。』
勿論、「とにかく皆重いのだ」と嘆いた(?)あと、軽いものへの気配りを忘れないまさし会長・・・・「九十九島せんぺい、うに豆・チェリー豆など軽くて旨(うま)いものもたくさん有る」とつなぎ、極めつけは・・・・
『 中でも僕の気に入りは雲仙のふもと、小浜(おばま)町の名物“湯せんぺい”だ。』
こうして話が膨らみ、せんぺいの容器から手作りの特徴に触れたあと、連載のこれからを暗示する核心へと入っていくのです。
『 素朴な手焼きせんぺいを口にするとき、僕は何故か嫌が応にも家計に苦労をしていた頃の母の内職姿を思い浮かべてしまうのである。
そして少し涙が出るのである。』
素晴らしい滑り出しですね。この後は、長崎新聞でお読みください。県外でも長崎新聞の購読は可能です。お問い合わせは、長崎新聞社販売部☎095-844-5063へどうぞ。

コメント投稿は締め切りました。