長崎原爆展」を企画したNPOロシナンテスの川原尚行理事長(医師)から3月2日早朝、Eーメールで連絡がありました。
「長崎原爆展」はスーダン・ハルツーム大学で開催されたスーダンの復興を考える学会に会わせて企画され、長崎市を始めナガサキピースミュージアムが全面的に協力しました。
現地では、長崎の原爆直後から復興に至る市民の取り組みや、現在の長崎の様子が写真とパネルで紹介されました。
川原医師によりますと「スーダンの学生の反応は素晴らしく、原爆に威力の怖さそのものから、なぜこのような経緯になったのか? 日本はどんなにして復興したのか? そして、現在の日本と米国の関係、中国との関係を聞かれました。』ということですが、川原医師はさらに「日本人として、現代社会から、そこに至る前の歴史をしっかりと勉強しなければならないと痛感しました。」感想を述べられています。
展示期間中の一日、被爆者の一人として日赤長崎原爆病院の朝長万左男院長が講演し、被爆の状況や原爆の脅威を話しました。