2013/2/27 スーダンで“長崎原爆復興”展~ピーススフィア貝の火運動全面的に支援!~

アフリカ・スーダンで医療支援活動を行っている北九州市のNPO「ロシナンテス」が取り組んだもので、カイロ発の共同通信が伝えています。展示会はスーダンの首都ハルツームで25日から始まりました。展示会開催にあたっては、2012年秋、現地で医療活動の先頭に立っているロシナンテスの理事長・川原尚行医師からさだまさし会長へ直接協力依頼がありました。展示会は、原爆被災の状況を伝えるだけでなく、廃墟となった長崎がどうして復興したか、を伝えることによって、国づくりに取り組むスーダンの人々を激励したいと言うことでした。

川原医師は同時に長崎市にも要請され、長崎市は原爆資料館を中心に支援体制を取るとともに被爆者代表として日赤長崎原爆病院の朝長万左男院長も現地で講演することなどが固まりました。

ナガサキピースミュージアムは今回のスーダン展企画意図に合った展示会を2010年、「流汗~長崎復興工事事務所の10年」として開催し、原爆の廃墟の中で復興工事の先頭に立った長崎県職員らの活動を紹介しました。このため、復興工事の詳細をパネルや写真で保存しており、打ち合わせのため2012年10月29日と2013年2月14日に来崎された川原医師に全面的に提供し ました。
川原医師は対応した徳安恂理事長らに 「復興の資料はスーダンだけでなく、ロシナンテスも支援している東日本大震災被災地復興にも役に立ちそうですね。長崎の復興の歩みを通して多くの人たちに生きる力を伝えたい」と話しておられました。

長崎「スーダンで長崎原爆展」
2013/2/27付・長崎新聞

今日、早速川原先生からメールが来ました。
『原爆展の二日目が終わったところです。反響は相当なもので、多くの学生さんから質問が来ます。今日は、朝長先生と福島県立医大の学生さんによる講演会です。この展示会を通じて、自分自身の勉強にもなります。長崎の方々の協力によって今回の展示が出来ています。
心より感謝申し上げます。
川原 尚行 (2013年2月27日)』

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