*タグボード「桃洋丸(CHOYO)」
長崎港に寄港する大型船に欠かせない“小さな力持ち”の「タグボート」。最近大型観光クルーズ船での出番がすっかり少なくなりました。と、言うのも、最近のクルーズ船の大型は、船尾のスクリューに加え、主に船首に船を横に動かす装置(サイドスラスター)を装備していて、自力で離着岸が出来るんですね。その「タグボート」の出動に偶然出会わせ撮影することが出来ました。
9月19日(月)、雨の長崎港松ヶ枝岸壁に寄港・接岸した『ぱしふぃっくびいなす』(2万7000トン)の離岸・出航には、「桃洋丸(CHOYO)」がお手伝いしました。
『ぱしふぃっくびいなす』は、8月29日神戸を出港し9月28日横浜に帰港する「30日間日本一周クルーズ」の途中、同日午前10時に長崎に寄港しました。乗客・乗員は約840人。予定では、午後11時出港でしたが、台風16号の長崎直撃も予想されるところから急遽午後1時30分出港することになりました。
「桃洋丸」は、『ぱしふぃっくびいなす』の船尾に牽引のロープを付けて引っ張ります。大きな船体が松ヶ枝岸壁を離れて一回転、女神大橋の長崎港口へ船首を向け航行を始めました。その間約20分。見事な仕事ぶりのタグボート「桃洋丸」でした。
<「ぱしふぃっくびいなす」の方向転換を助けるタグボート「桃洋丸」> <無事に出港です>
*平和のバラ
ナガサキピースミュージアムの小さな花壇には四季を通じてバラ4種を植え「平和のバラ」として育てています。「アンネ」「祈り(プレイ)」「コルべ」そして「ピース」です。四季バラですが、さすがに「猛暑」と「酷寒」には厳しく、美しい花を付けてくれません。特に今年の夏は暑さが続きスタッフも枯れはしないかと心配しましたがなんとか生き延びてくれました。
<ナガサキピースミュージアム> <花壇「バラ園」>
9月19日、秋雨前線と台風接近で雨となり、花壇のバラにも元気が戻りました。つぼみもたくさん見られました。「平和のバラ」です。大切に育てなければならないと改めて思っているところです。
<アンネ> <祈り(プレイ)> <コルべ>