〇長崎に春が来た！～桜満開・国際クルーズ船続々入港～
満開の桜咲く長崎に、コロナ禍による３年振りとなる国際観光船が３月１６日の「オイローパ２」（マルタ船籍・４万２０００トン・乗客３００人）をはじめとして続々入港＜３/２９現在・９隻：乗船客９９００人」、長崎港国際ターミナルそばのナガサキピースミュージアムも大賑わいで本格的な春がやって来ました。
　
　

降雨や曇天で天候に恵まれなかった３月中旬でしたが、３月２８日は、三菱長崎造船所で建造された「ダイヤモンド・プリンセス」（英国籍・１１万６０００トン）の里帰りを歓迎するかのような素晴らしい春日和で青空が広がりました。乗船客は国内外の２７００人で、ミュージアムは“ピース・バザー”を開いて歓迎の一役を担いました。
　
　
バザーの商品は全国の会員・ボランティアの皆さんから寄せられたもので、着物や帯、陶磁器、人形など外国の人たちの関心・興味を呼ぶものばかりです。人手不足のスタッフの強力なサポーターはボランティアさんで、遠く五島から駆け付けて下さったAさんら5人。ありがとうございました。

　この日は、企画展示がミュージアム開館２０周年記念企画展『未来の子どもたちに平和な地球を！』の初日で、入り口には関西ボランティアの皆さんから贈られた祝花“らん”が飾られ目を引きました。マスコミの取材に加え、乗船客の来館が多く賑わいました。

イギリス人の父親と日本人の母親に連れられた男の子二人は、“みどりのせんそうほうき”と“折り鶴”に関心を示し、スタッフの指導で“ほうき”を胸にその場で“折り鶴”に挑戦し大喜びでした。

＊企画展『未来の子どもたちに平和な地球を！』は、開館記念日４月１９日＜「さだまさしコンサート」（長崎ブリックホール）＞を挟んで４月２３日までです。入館無料です。ご来館をお待ちしています。