2013/11/10(日)「顧みられない命の為に~国境なき医師団の活動とは~」

国境なき医師団黒﨑氏講演

第30回(平成25年度第3回)県立長崎図書館講座
〈講演〉「顧みられない命のために~国境なき医師団の活動とは~」
〈講師〉黒﨑伸子氏(医師・特定非営利活動法人 国境なき医師団日本会長)

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国境なき医師団は、海外の紛争地や難民キャンプ、自然災害の被災地や感染症の流行地で、緊急の医療・人道援助を提供する非営利団体である。医療に手の届かない人々がいる地域に、できるだけ早く赴き、ケアが必要な人たちを、一切差別せず、中立・公平に手を差し伸べ、あらゆる権力から独立して活動してきた。また、現場で目撃した危機的状況を国際社会に訴えている。
「活動のリスクが増大し、そのニーズも多様化している近年、希望を見いだせずに危機に耐えている人々を目の当たりにすると、その責務の重大さを再認識する毎日である」と語る国境なき医師団日本会長の黒崎伸子氏に、その活動の内容と実態についてお話しをしていただきます。

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黒﨑伸子(くろさきのぶこ)
医師・特定非営利活動法人 国境なき医師団日本 会長
専門は小児外科、外科。長崎県出身。
長崎大学医学部卒業。
長崎大学病院第1外科講師、健康保険諫早総合病院、長崎医療センター小児外科医長、長崎病院外科医長等を経て、現在は黒﨑医院および私立大村市民病院で勤務している。2001年より国境なき医師団(MSF)の医療・人道援助活動に参加し、スリランカ、リベリア、ソマリア、シリア等、計11回派遣され、外科医として活動に従事。2010年3月より国境なき医師団日本会長を務める。

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○日時 2013年11月10日(日)13:30~15:30
○会場 長崎県立長崎図書館 2階講堂(長崎市立山1-1-51 095-826-5257)
○入場無料
○参考 国境なき医師団公式ホームページ

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