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FVCML0208 10
発案者 入江さんよりのメッセージ
 
みどりのせんそうほうき

「せんそうほうき」を考えたのは入江篤子さん。入江さんは東京都板橋区で環境を考え行動する市民グループ「ぽんぷ」の相談役を務めるかたわら、「ぽんぷスリーアールネットワーク」代表として05年5月にオープンした「リサイクルサロンまえの」の運営にあたっています。入江さんからメッセージをいただきました。

 『私は1991年の湾岸戦争の時より、「みどりのせんそうほうき」と名づけた飾りミニ箒(ほうき)を作って知り合いに配っておりました。日本には憲法9条があるにもかかわらず、戦争を正当化しようとする風潮に憤りを感じながら、通勤の満員電車の中で憲法9条を大声で伝えたい衝動をかかえておりました。しかしながらそんな勇気も無く、そっと始めたのが緑色の箒(ほうき)を胸やかばんにつけることでした。

 いくつも持ち歩いて「何つけているの?かわいいわね」と言ってくれる人がいると、その人に趣旨を話してプレゼントするという実にささやかな活動でした。我が家にある使い残りのフェルトや刺繍糸を使って、当時100個以上作って配りました。
 その後、自衛隊の平和活動にも反対するような憲法論議があって、また、さほど戦争への危機を感じなくなって、しばらくタンスにしまっておりました。
 しかしながら、多くの方がご存知のように2002年に世界情勢は、イラク査察や北朝鮮の核開発など戦争を予感させ、一触即発の危機となりました。なんとか戦争という名の人殺しと、環境破壊は絶対に避けなければならないと思い、出来るだけ多くの人にその思いを伝えたいと、また作り配り始めたわけです。

 共鳴してくれた友人が材料となるフェルトや毛糸や安全ピンをプレゼントしてくれたりしたので、せっせと作って、折あるごとに配りました。つくり方は簡単なのですから、よかったら自分でも作ってねと言っていたのですが、そんな中で鹿児島の友人がとても気に入ってくれて、私のより箒らしいかわいいものを作ってくれました。それがナガサキピースミュージアムに寄贈され、多くの方の目に触れることとなったことはとても嬉しいことです。
 地球を大切に思う思いがあればつくり方に決まりは何もありません。多くの方が作ってくださることを願っております。』
 

せんそうほうきスナップ

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