2017/8/30 「記憶風景を縫う」展開幕

〇福田須磨子の“ぎんなん人形”展示
  ~「記憶風景を縫う・長崎展」(2017・7/29-9/3)

長崎県美術館で「記憶風景を縫う・長崎展」が始まり、長崎の原爆詩人・福田須磨子(1922-1974)が貧困生活の中でつくった「ぎんなん人形」をはじめ、南米チリの貧困女性たちが作ったタペストリー「アルピジェラ」など、厳しい生活の中で平和を願って作った手芸作品が展示されています。

  

主催は、東北学院大学の酒井朋子准教授らの実行委員会で、これまで仙台・京都で開かれました。8月29日から始まった長崎展は、長崎大学環境科学部の友澤悠季准教授が担当されました。
ナガサキピースミュージアムは企画展で福田須磨子を取り上げており、今回の展示に当たっても若干の資料を提供しています。
長崎新聞は8月30日付で展示会の模様を田下寛明記者の取材で掲載しています。


「記憶風景を縫う・長崎展」は、9月3日(日)までですが、2日(土)午後2時からはNBC長崎放送が福田須磨子の壮絶な人生を描いたテレビドキュメンタリーが上映されます。制作にあたった徳安恂さんのお話もあります。
入場無料です。長崎県美術館へお出かけ下さい。

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