2017/7/5 「香港から募金70万円!」 

〇香港から“東日本復興支援募金”70万円!(2017・6/29)

『佐田雅志慈善音樂會』が2015年5月2日、香港で開催されたのをご記憶の方もいらっしゃると思います。日本語では「さだまさしチャリティーコンサート」。主催は、香港留日学友会―日本に留学経験のある有志の皆さんが結成された香港と日本の友好交流団体です。コンサートの後、香港留日学友会は2016年4月11日、コンサート収益の一部15万香港ドルを港日教育交流基金(日本への留学支援、日本との文化交流促進などを目的としている)に寄付していますが、今回はそれに次ぐ東日本大震災復興支援活動です。


<記者会見でのさだまさし会長>

さだまさし会長が初めて中国でコンサートを開催したのは1980年9月・北京で、話題のドキュメンタリー映画「長江」撮影の折りでした。中国への憧れや友好を語ったコンサートは国慶節という国民の祝日にテレビ放映され“6億人が見た!”との伝説が残っています。その後もまさし会長の中国公演は続き、20回を超えていました。
この香港での『佐田雅志慈善音樂會』は、2011年3月の東日本大震災復興支援へのお礼の意味合いがあり、33年ぶりの香港公演「さだまさしチャリティーコンサート in 香港」となりました。まさし会長は記者会見で、「震災の後、いち早く義捐金を集めて送ってくれたのが香港の人たちでした。その『愛』に応えるため、歌でお礼をするために香港に来ました」と語りました。



<2015・5/2・「佐田雅志慈善音樂會(香港)」>

香港留日学友会からは2016年9月14日、さだ企画経由でナガサキピーススフィア貝の火運動「ナガサキピースミュージアム」へ連絡が届きました。理事のフィービー・ラムさん(上記写真でまさし会長に花束を手渡している女性)からのメールです。
『私ども「香港留日学友会」としても、「2015さだまさしチャリティーコンサート in 香港」が掲げた、東日本大震災復興支援―香港から日本へーという趣旨・目的に賛同して、ご来場いただいた方々のあたたかいご厚志とご厚情を、ナガサキピースミュージアム様を通して、被災地や被災民の方々にお届けできることを、この上なく有難く、そして、幸せに思います。この場をお借りして、会員一同、改めて深い感謝を申し上げます。』


<2017・6/29*送金連絡書>

2017年6月29日、香港留日学友会から届いた義捐金・募金は、6363ドル。当日換算・1ドル=111.35円で、70万8520円ありました。
『このチャリティーコンサートは、真に香港と日本にとって素晴らしい国際文化交流事業だったと改めて思います。私ども「香港留日学友会」は、今後とも香港と日本の関係強化や友好親善に繋がるような事業やイベントに携わってまいりたいと思います。今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。』

 ナガサキピーススフィア貝の火運動「ナガサキピースミュージアム」では、2017年夏も南相馬市の子どもたちの「長崎体験学習」を実施します。8月3日(木)~11日(金)・8泊9日の予定です。参加者は既に現地での公募で小・中学生15人が決定しています。この経費(交通・宿泊・滞在費など)は全額、全国の皆様に募金等ご支援頂いた「貝の火運動基金」を使わせて頂きますが、今回はこの香港留日学友会からご送金頂いた義捐金・募金も全額使わせて頂きます。有難うございます。
なお、この「貝の火運動基金」の募金箱は、ナガサキピースミュージアムの窓口他、さだまさし2017コンサートツアー「惠百福」の会場にも設置しています。引き続き皆様のご支援をお願い申し上げます。


<2016年長崎体験学習*長崎新聞(2016・8/4付)>

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