2017/5/11 「インターンシップ」

〇国境なき医師団展“長崎新聞インターンシップ”(2017・5/6)
2018年春採用される長崎新聞社への就職活動中の学生さんらを対象とした「職場訪問(インターンシップ)」がナガサキピースミュージアムで行われました。新聞社の業務の一環として取材活動があり、その現場にナガサキピースミュージアムが選ばれたようです。4月29日に続いて2回目で、今回は10人が参加されました。
将来は「記者」を目指しておられるのでしょうか。長崎新聞社提供の立派なカメラを胸にペンとメモのノートを膝に乗せ、ナガサキピースミュージアムのことや国境なき医師団展のことを熱心に聞いて頂きました。(下写真)。
  

ピーススフィア貝の火運動の増川専務理事がナガサキピースミュージアムの“平和の捉え方”などをお話しした後、国境なき医師団の若いスタッフの一人福島紘平さんが、参加した動機や活動ぶりを紹介しました。
福島紘平さんは北海道出身で薬剤師。済生会小樽病院に4年間勤務後、日本海外青年協力隊に参加しパプアニュ-ギニアの病院で2年間活動されました。そして2016年5月から国境なき医師団に登録され、初めての活動として南スダンミッションに9か月間参加されました。帰国後、2017年4月から長崎大学熱帯医学研究所で3か月間の短期研修を受けられており、終了後は次の活動まで待機となるそうです。
参加者の皆さんは比較的年齢が近い福島さんのお話に強い関心をよせられ、危険な紛争地帯で活動する国境なき医師団へ参加した動機や活動の内容などに鋭い質問を浴びせていました。帰社後、報道記事としてまとめられるのでしょうか。難関を突破し故郷を背負って立つ立派な記者になられることを期待しています。
長崎新聞社の入社試験は6月15日<筆記試験・集団面接>と6月26日<適性検査・個人面接>、7月10日<役員面接>実施の運びです。

なお、ナガサキピースミュージアムの『国境なき医師団』展は、5月21日(日)午後2時まで。
5月13日(土)は、長崎在住の医師・黒崎伸子さんらによる「ギャラリートーク」を実施します。
午後1時・2時・3時の3回を予定しており、世界の紛争地帯での医療活動の模様を中心に平和のために私たちが出来ること、しなければならないことなどをお話しして頂きます。入場は無料です。お誘い合わせてご来館下さい。お問い合わせは電話:095-818-4247へどうぞ!

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